玉城デニーの発言 (外務委員会)

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○玉城委員 CH46の後継機であるMV22オスプレイは、胴体に沿ってローターを配置したCH46やCH53ヘリと違って、主翼の両端にローターを配置してあります。この二つのローターによる下降気流が中央でぶつかり、空気が押し上げられ、機体の前方、後方に噴水流、空気の流れを発生させるということがアメリカの環境審査で明らかになっています。
 さらに、オスプレイが排出する下降気流は、機体の構造上、そのCH46より格段に強いということも言われております。
 アメリカ政府監査院、二〇〇九年の報告書では、オスプレイが回転翼モードで進行中、前進速度と降下率が一定範囲を超えると、みずからの回転翼がもたらす下降気流、下方気流で揚力を失う危険性を指摘しています。いわゆるこれがボルテックス・リング・ステート、VRSという現象なんですね。
 きょうの琉球新報では、アメリカ国防研究所、IDAでオスプレイの主任分析官を務めたレックス・リボロ氏は、今回の事故原因について、「パイロットがボルテックス・リング状態に入って制御不能に陥ってしまった。今後も同様の事故を繰り返すだろう」と述べ、オスプレイに構造的な欠陥があり、パイロットの操縦ミスと合わさることで今後も事故が発生するという見方を発表しています。
 つまり、主任分析官は、明らかに構造上オスプレイには欠陥があるということをはっきり言っているわけですね。機体が重いため下降速度に制限があるが、恐らく分速約九百から千五百メートルで下降しており、明らかに制限速度を超えている、そういう分析もなされています。
 米国防総省のウォーレン報道部長は、海兵隊の職務が平時でも危険であることを改めて明確にしたというふうに強調しているというコメントも出しています。
 そして、先ほどの主任分析官のリボロ氏は、飛行場から飛行場に人や荷物を運ぶ分には非常にいい飛行機かもしれないが、下降速度が低速に制限されており、戦闘作戦では役に立たない、硬着陸、ハードランディングは機体がほとんど破損しなかった場合を指すが、今回は機体が壊れ、炎上しており、明らかな墜落の状態であるというふうに言っています。
 陸上自衛隊もMV22を導入する計画を発表しています。さらに、CV22は横田に配備するということも明らかになっています。MV22オスプレイ、普天間に配備されているその飛行群は、昨日既に、事故後、通常訓練を開始しています。
 つまり、我々は、こういう状況の中でしっかり分析をし、調査結果を明らかにすること、そのためにはオスプレイの飛行を中止するということを、昨日、沖縄県選出国会議員五人の連名で、ハワイ州空軍基地におけるMV22オスプレイ墜落事故等に対する緊急アピールをさせていただきました。
 私たちは、これ以上、県民、国民を危険にさらすわけにはいかないというふうにかたく決意をし、MV22オスプレイの即時撤去、県外、海外からの一切の飛行禁止を強く求め、日本政府のオスプレイの安全宣言を今すぐ撤回すべきであるというふうに、このようにかたく、緊急アピールを申し上げさせていただきました。
 つまり、アメリカで起こったことではありません。今現在、日本国内で運用されている機体による同じような事故が起こり得るという状況なんですね。大臣、そのことを強く、しっかりと調査し、国民に対して、本当に安全かどうかということを正直におっしゃっていただくために調査することを申し述べて、私の質問を終わりたいと思います。
 ありがとうございました。ニフェーデービタン。

発言情報

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発言者: 玉城デニー

speaker_id: 24233

日付: 2015-05-20

院: 衆議院

会議名: 外務委員会