玉城デニーの発言 (外務委員会)
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○玉城委員 時間が来ましたので、残余の質問はまた次の機会へと回させていただきたいと思います。
最後に一言だけ。先日、五月十七日、沖縄県の那覇市セルラースタジアムで、主催者発表三万五千人という辺野古新基地建設反対の県民集会が開催されました。その中で、翁長知事も挨拶をさせていただきましたけれども、沖縄はみずから基地を提供したことは一度もない、普天間飛行場もそれ以外の基地も、戦後、県民が収容所に収容されている間に接収をされ、また、居住場所を初め、戦後も銃剣とブルドーザーで強制接収をされ、基地建設がなされたということですね。
自国民に自由と人権、民主主義という価値観を保障できない国が、世界の国々とその価値観を共有できるのだろうか。日米安保体制、日米同盟というものは、もっと品格のある、世界に冠たる、誇れるものであってほしいと思っているというふうに挨拶の中で述べております。
つまり、この人権理事会の中で、さまざまな問題、その国の国民が抱えている問題は、自国の政府が解決に向かって努力をするために必要なことではありますけれども、他方で、沖縄に置かれている米軍基地によるさまざまな人権侵害は、国連機関の中でしっかりアメリカに対して提起されるべきであるということがこの翁長知事の挨拶の文脈からも受け取れるものというふうに思います。
そして、翁長知事は最後に、日本の国が独立は神話だと言われないように、安倍総理、頑張ってくださいと述べました。これは、キャラウェー高等弁務官が沖縄の自治は神話であると言ったことにひっかけて、日本が独立国であれば独立国たる対応、自国民のこの意見に対して真摯に耳を傾けてアメリカと協議をしてください、よもやアメリカに日本の独立は神話ですよなどと言われないように頑張ってくださいとエールを送っています。
そして、挨拶の結びには、ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドーとウチナーグチで締めくくっています。これは、知事によりますと、沖縄県民をないがしろにしてはいけませんよということなんですが、ウシェーティナイビランドーという丁寧な言葉で締めくくっているんです。つまり、日本政府がしっかりとこの国民の民意をアメリカに伝えること、そこからまさに沖縄と日本政府の胸襟が開いていくということになるのではないかということを私の考えとして添えさせていただき、質問を終了いたします。
ありがとうございました。ニフェーデービタン。
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