長島昭久の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○長島(昭)委員 ありがとうございました。
極めて明確な構想というか戦略、経済外交戦略の輪郭が見えてきたような気がいたします。
残り時間を使って、今、私が参議院の安全保障法制の議論を聞いていて少し危惧をしている点について、外務大臣、あるいは防衛副大臣左藤さん、お見えですので、伺いたいと思います。それは核兵器に関する問題であります。
今、参議院で、核兵器を輸送するのか、これを法律に書き込めとか、そういう議論が盛んになされている。確かに、戦後七十年だし、唯一の被爆国。核兵器というのは、我が国国民にとっては物すごくデリケートな、センシティブな問題であることは間違いありません。
したがって、私たちは、国連の場でも、国際社会全体においても、核廃絶に向けてどの国よりも努力してきたし、これからもリーダーシップを発揮していかなければならない、こういう特別な経験を持った国だし、外務大臣も、広島の御出身ですから、その思いは誰よりも強くお持ちだろうと思うんですね。
しかし一方で、核が全く廃絶されない、そういう現状の中で、我が国はアメリカの拡大抑止に安全保障の根幹を託している部分はあるんですね。これは現実としてある。そういう中で、核兵器を輸送する、しない、核兵器を積んだ船を防護するか、しないか、あるいは核兵器を搭載する航空機への給油がどうだこうだ、こういう話をぎりぎり詰めていくと、まさにイエス・オア・ノー、感情的な話になりかねないんですね。私は、拡大抑止の信頼性を毀損することになってはいけないと思っております。
したがって、ここはきちっと、外務大臣、防衛副大臣に、我が国政府の立場をはっきりと、国民の皆さんにわかりやすくお述べになっていただきたい、そういう思いで質問を少しさせていただきたいというふうに思うんです。
防衛省にまず伺いたいのは、我が国の核政策ですね。核軍縮あるいは拡大抑止、核に対する我が国の安全保障政策、現状、どういう政策となっているか、御説明いただけますか。