松田直久の発言 (環境委員会)
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○松田委員 おはようございます。維新の党の松田でございます。よろしくお願いいたします。
早速、二法案について質問をさせていただきたいと思います。
まず、法案のあり方についてでありますけれども、この法案の大切な部分をまずお伺いさせていただきたいと思います。
水銀の排出量に関しては世界の一%程度ということでございますけれども、たくさんある環境問題の中では、地球温暖化の問題や酸性雨など地球全体の環境問題と、廃棄物や水質の汚濁、そして本法案の水銀に関する問題は地域の環境問題と考えるところでございます。
そうすると、世界で一%の排出量といっても、我が国の環境を守るという観点と世界の環境汚染を未然に防止するという観点からは、決して軽視をすることはできない問題であるというふうに考えて、本法案は大きな意味を持っているのではないかなというふうに感ずるところでございます。
それらを踏まえて、参考資料に含まれている、水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策、世界の水銀対策をリードという背景には、水俣病を経験しました我が国として、同条約を早期に締結をするとともに追加的措置を講じ、世界の水銀対策をリードすることが求められているというふうに明記をされているわけであります。
しかし、水銀に関する水俣条約が二〇一三年十月に採択をされ、現在までアメリカを含む十カ国が我が国より先に締結を済ませているということでありまして、早期締結では少しおくれをとったのではないのか、世界をリードするという言葉と行動がかみ合っているのかなというような思いがあります。
ここで、水俣条約に署名している国の中にマリ共和国というところがあるんですけれども、このマリ共和国は、幼い子供たちが手掘りで金鉱山で働いている。六歳の子供までが働いて、二万人の子供たちが非常に過酷な労働条件の中で、それも、水銀を吸い込むというんでしょうか、僕も詳しいメカニックはわかりませんけれども、水銀を砂金なんかに噴射して、その中で分けるというか金を掘り出すというようなことで、非常にそういう悪い環境の中で働いているということがレポートで出ているところです。
日本の水銀対策に対する途上国への支援については、条約の署名した国さらには締結した国によって支援の違いを設けるのか。例えば今ちょっと例を出したマリ、これはゴールドベルトといって、マリだけじゃないんです、何カ国もありまして、そういうところに対してどういった支援というか考え方があるのか。
ODAは支援総額が一千五百億円ですけれども、これらの支援効果は世界の水銀対策をリードすると言えるのかどうか、また、本法案の成立は世界の水銀対策をさらにつなげていくものにつながっていくのか。
また、水俣条約の締結に必要な五十カ国ということになっております。五十カ国が必要なわけですけれども、この五十カ国に対して、我が国はどういった対策、努力をしていくのか。
あわせてお伺いをさせていただきたいと思います。