福田昭夫の発言 (環境委員会)
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○福田(昭)委員 私は、やはりこの基本方針で各県処理と決めたこと、その当時はそれしか決められなかったのかもしれませんけれども、しかし、この各県処理を決めたことが今の混乱を引き起こしていると思っております。
また、各県に処分場をつくることは、あしき前例をつくることになります。行政は、御案内のとおり前例踏襲主義です。仮に、今回五県につくることになれば、例えば、副大臣の地元の鹿児島・川内原発が再稼働して、もし桜島などが爆発を起こして原発事故が起きれば、放射性物質が飛散をして、熊本、佐賀、宮崎などにも飛散をすることになれば、それぞれの県に指定廃棄物の最終処分場を即つくるということになるんです。こんなあしき前例をやってはならないと思います。
こんなことをしたら、それこそ世界じゅうの笑い物になってしまう、私はそう思っておりますので、ここは原点に返ってしっかり考え直すべきだと思っています。
そこで、今、田島理事の方からいただきましたけれども、附帯決議案が大体まとまってきたようでありますが、その案の紹介をして質問を終わりにしたいと思います。
今回の法改正に盛り込まれなかった放射性物質に汚染された廃棄物の処理体制について、早急に法整備を含めた対応を検討し、万が一原子力災害が起きた場合に備えること。あわせて、指定廃棄物の処理について各地域で混乱を招いていることから、処理促進についての法整備も含めた議論を加速化し、早急に対策を講ずること。こういう条項が附帯決議案の第一項で今検討されているということであります。
ぜひ、環境省、政府におかれては、今の混乱状況、しっかりと現状を認識して、基本的に、原点に返って、どうすることがこの解決につながるかということを真剣に考えてほしいと思います。もちろん私も一緒に考えて一番最善の方法をぜひ見出していきたいと思っていますので、よろしくお願いを申し上げまして、引き続きの質問は次の機会にまたさせていただきます。
ありがとうございました。