篠原孝の発言 (環境委員会)

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○篠原(孝)委員 民主党の篠原孝でございます。
 きょうは、時間をいただきまして質問させていただきたいと思います。
 琵琶湖の視察、私も行かせていただきました。きれいなところで、きちんと水質も保全しながらいかなくちゃいけないと思っておりますけれども、汚染源の一つに農薬があります。この農薬について、きょうは集中的に質問させていただきたいと思います。
 資料をお配りしておりますので、資料をごらんいただきたいと思います。
 まず、一ページ目の資料。
 じっと眺めて、ちょっと字がごちゃごちゃして読みにくい人も、埋まっているか埋まっていないかがおわかりいただけると思います。日本とアメリカとEUで、ネオニコチノイド系農薬、舌をかみそうなのでこれからネオニコ農薬と略称させていただきます、これについて、どういった適用作物にどういう使用方法が許されているかというものなんです。空欄がいっぱいあるところの方が、禁止したり認めていないということなんです。日本は一番埋まっているんですね。こういうことなんです。
 このネオニコ農薬は、非常に問題になってきているんです。どういうところで問題になってきているかというと、皆さん御存じだと思います、ミツバチが巣箱に帰ってこない、授粉ができないということです。
 それで、EUが一番こういうときはいつも先進国で、立派なんです。おととしの十二月一日以降、ここに書いてありますね、ここのところの左から二番目、イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム、これを二年間とりあえず禁止するんです、使用禁止です。その間にどれだけ悪影響があるのかということを見るためなんです。
 どうしてそうするかというと、簡単なんですね。我が方はミツバチの、養蜂業者の被害ですが、あちらは、ばあっと一面トウモロコシ畑、一面菜種畑、一面ヒマワリ畑です。あべ農林水産副大臣はアラバマ州とイリノイ州におられて、だだっ広いミッドウェストとディープサウスで見てこられたと思う。ああいうところと日本とは違うんですね。
 ですからあちらは、虫媒花で、ミツバチがいなくなったら、長野県、私の地元だったら、ミツバチがいなくなっても、桃にもリンゴにも人工授粉をやっているわけで、小さな面積だからいいんですけれども、そんなことはできるわけがない。だから、真剣になるわけです。EUがまず気がついたんです。
 アメリカも、ことしの四月二日に、今ここに書いてある以外のものは一切新しく使わせないと。そして、アメリカもやはり検討して、禁止するかどうか決めるというふうになっているんです。何にもしていないのは日本だけなんです。
 理由は、日本は恵まれているんですよ、平地はちょっとしかない。ほとんどの昆虫は、山の中に逃げ帰って生き延びるんです。アメリカやヨーロッパでは、逃げ帰るところがないから全部だめになってしまう。だから、彼らの方が敏感になるんです。我々はそこのところが鈍感になってしまうんです。しかし、後で橋本さんにも伺いますけれども、人間に悪影響が出てきたりする可能性があるんですよ。だから、ちゃんと禁止していかなくちゃいけないと思うんですよね。
 十二月一日、二年たったら検討し直すということになっているんですが、その状況がどうなのか、そして、なぜ日本は、EUやアメリカがネオニコ農薬を禁止しようとしているのに、おくれて、禁止できないのか。この点、あべ農林水産副大臣にお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2015-09-01

院: 衆議院

会議名: 環境委員会