田島一成の発言 (環境委員会)

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○田島(一)委員 ありがとうございます。
 今御指摘をいただきました水質汚濁の観点につきましては、やはり課題として残ってきていることを御承知いただいていることを大変うれしく思っているところであります。
 この琵琶湖総合開発特措法のみならず、滋賀県の中にあっても、粉石けん運動というものを、当時、武村正義滋賀県知事が提唱されて、県民運動として大きく展開をされました。そのことによって、日本全体の洗剤メーカーをも動かし、無燐洗剤の開発が大きく伸び、今日ではそれが当たり前のようなマーケットになってきたところでもあります。
 こうした地元での地道な取り組み、当時は、婦人会や女性たちが、軽トラックに洗濯機を載せて、粉石けんを使いましょうという運動を本当に地道に展開をされました。こうした努力もあって、琵琶湖の流入負荷量の推定値、先ほども示されましたCODや全窒素、全燐自体は昭和四十年代の数値にまで戻ってきたという画期的な数字が、しっかりとその努力、足跡を残しているところでもあります。
 しかしながら、栄養塩のバランスでありますとか、また水環境の変化、しかも溶存酸素の低下などで湖底環境も相当変わってきておりますし、さらには水草の大量繁茂、そして水質と生態系の関係がいま一つ解明につながっていないというような問題もあるやに私は思っているところでもあります。
 とりわけ、汚濁のメカニズムについては、琵琶湖だけではなく日本国内のありとあらゆる湖沼にも適用される問題であり、これは湖沼特別法の改正を審議する折にも私も取り上げた課題ではありましたが、やはり、琵琶湖におけるさまざまな大きな課題、問題点を解明せずして、全国の湖沼の水質汚濁メカニズム、水質汚濁を解明していくことにはなかなかつながらないんだという認識が必要なのではないかと思っているところであります。
 そこで、環境省にお尋ねいたしますが、今し方国交省審議官の方が、総合的な評価というものをしていただいた上で、特措法失効の平成八年から今日に至るまで、環境省として新たに浮上してきたこの課題についてどのような認識をお持ちなのか、お伺いをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 田島一成

speaker_id: 13209

日付: 2015-09-01

院: 衆議院

会議名: 環境委員会