馬淵澄夫の発言 (環境委員会)
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○馬淵委員 現実的な数値をということではありますが、今お話しいただいたことは、望月大臣からも同様の答弁をいただいております。
特に、政府側の発表としては、国際的に遜色のない野心的な目標ということで、とりわけ、GDP当たりの排出量を四割以上改善する、あるいは一人当たりの排出量を二割改善、これによって世界最高水準だ、このように説明をされているわけですね。今大臣は、それに加えて技術やコスト、こういったものを勘案したんだということもお話しいただきました。
しかし、この温室効果ガスの排出量、九〇年度は十二億七千万トンでありました。それが二〇一三年度、十四億八百万トンであります。これは一〇・八%増加をしています。これは、二〇一三年度は御案内のように原発の稼働停止がございました。これによって若干増加した。そして、この二〇一三年度を基準としてある意味この削減目標を大きく見せているのではないかということを私は再三指摘してきたところであります。
京都議定書の基準となった九〇年比、この九〇年比でいえば、先進国の目標値は、EUではマイナスの四〇%です。そして、アメリカではマイナスの二四%。そして、これを置きかえれば、我が国、これは二六%ではありません、九〇年比ではマイナス一八%ということになります。
我が国は、二〇五〇年に八〇%の削減目標を掲げています、これに関しては麻生政権で。閣議決定をして、これは現時点も維持をするとしています。このような状況の中で果たして本当に最終目標に達するペースになるんだろうか、このことも再三指摘をしてきたところであります。ちなみに、我々民主党は、この九〇年比で温室効果ガス削減目標は三〇%、これを掲げています。
そこで、大臣にお尋ねをしたいんですが、我が国が提出をした二六%、九〇年比では一八%にすぎません。これが、欧米先進国、今申し上げたように、EUあるいはアメリカに比べても低い目標数値になっている。このことに対しては、大臣、どのようにお考えでしょうか。いかがですか。