篠原孝の発言 (経済産業委員会)

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○篠原(孝)委員 もう一つ、一緒にですけれども、日本のよさというか、日本の電力体制のよさというのも、私はいっぱいあるような気がするんですね。例えば停電ですよ。
 この間、長野県では、大雪が降って、翼みたいになっちゃうんです。氷が張って、高圧電線が揺れて、それで接触して、そして、長野新幹線もとまったんです。僕はそれを知らずに、朝、長野駅で街宣していて、何かえらい乗降客が少ないなんて言ったら、篠原さん、こんな日に街宣しているとばかだと言われると怒られたんです。珍しかったんです。だけれども、そういうのはめったにない。
 いろいろな統計があるんですけれども、二〇一〇年のエネルギー白書で、一家庭当たり平均何分の停電があったかというと、日本が断トツでトップなんですね、少ないのが。日本が十六分、イギリスが八十二分、フランスが五十八分とかの数字。二〇〇九年のでは、アメリカ、ニューヨークは十二分で日本より少ないんです。カリフォルニアは百六十分もある。ドイツは、日本の次に国としては少なくて、三十七分ですかね。
 日本はほかの国と比べて、何でもきちんとしている。JRのダイヤも寸分の狂いもない。ヨーロッパに行きますと、電車がまともな時間に出発するということはないですよ。日本に来ると、外国人はみんなそれにびっくりするわけです。
 ですから、原発の事故が起きた、メルケル首相はびっくり仰天した、あんなきちんとした日本でも事故は起こる、それよりも、でたらめとは言っていないですけれども管理能力がない我々ヨーロッパ人、ドイツ人はきちんとしていると思うんですけれども、それは絶対人災で起こるから原発はやめようということになる。
 日本のやり方はうまくいっているんだと僕は思うんです。例えば国民健康保険制度もそうだと思います。これも、アメリカからアフラックが来て、プライベートな保険にどうこうと言われていますけれども、日本の仕組みは動いていてうまくいっているところがいっぱいあるんですよ。だから、どうしてこういうところを維持してというふうにいかないのかなという気がするんです。
 日本のよさというのを、発送電分離して、失われていく面も僕は相当あるんじゃないかと思いますけれども、この点は、今でも考えながら改革を進めるべきだと思うんですが、そういうふうになっているんでしょうか。もう、行き出したら、ばあっと。これもまた日本人の悪い癖だと思うんですね。行き出したら、ばあっとこっちに行き、ばあっとこっちに行く。恐ろしいんですよね、変わり身が。
 僕は、そんなに変える必要はないところもあると。かたくなに守る守るだけじゃいけないと思いますけれども、いいところもいっぱいあるので、それをかなぐり捨てて片方にだけ行くというのはおかしい気がするんです。この停電がないということについては日本のシステムの方がすぐれていると思うんですが、こういうことを残すために配慮がされているんでしょうか。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2015-04-24

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会