馬淵澄夫の発言 (経済産業委員会)

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○馬淵委員 今の状況で、お立場としてはコメントはできないということであり、また、これは法律にのっとって審査を進めていただく、これも規制委員会の所掌であるということでのお答えしかないということはよく承知をしております。
 ただ、では規制庁、規制委員会の方はどうかといいますと、これも、私は先週、四月十六日にも原子力特別委員会で田中委員長にも尋ねております。この二十年の運転延長、これについては田中委員長も、なかなかに大変なハードルであろうというふうに思っております、こう答えられております。
 先ほど大臣お話ありましたように、いわゆる古い原子炉が新基準に合致するのかというチェックのポイントと、さらには、いわゆる劣化した、古くなってしまった設備について、延長しようとする期間に健全性を維持できるのか、この二重のハードルがあるんだと。二重の審査を経なければならないということで、大変高いハードルがあるというのは、これは規制委員会の委員長からも繰り返し重ねられている公式な見解、答弁であります。
 そういう状況の中で、四月二日でありますが、規制委員会は、一九七〇年代に運転を始めました老朽化原発、四十年を目前に控えている高浜の一、二並びに美浜の三号機について安全審査に着手をされました。
 これも、原特委の方で私は規制庁の方にもお尋ねをしたんですが、これは、お答えいただいたのは櫻田原子力規制部長でいらっしゃいましたが、こうした審査、四月二日に再稼働の安全審査着手ということだったわけですが、櫻田部長は、そんなに簡単に審査が終わるということではないと考えている、このように述べられておりました。
 つまり、運転延長というのが、やはり規制の立場から見ても順調になされるということではないという、これはもちろん審査をされる立場ですから、結論を予断を持って語られているわけではありませんが、見通しを楽観的に持つのはやはりいささか問題ではないかというふうに私は思っております。
 その上で、今申し上げた運転延長もありますが、それ以外にも、廃炉となることが決まっているもの、これは美浜の一、二、敦賀一、玄海一、島根一と、このように五基もあります。今後は廃炉も出てくるんですね。四十年到来、あるいは三十五年超、このようなものが、先ほど私が申し上げたように十二基ということでありますが、しかし、今後は廃炉もあると。そうなりますと、より高いハードルを残ったもので越えていかなきゃならないということなんですよ。
 つまり、運転延長の見通しというのは非常に不透明で、かつ、廃炉の進展も予想される中で、この原発比率、これは、もう繰り返し言いますけれども、まだ決まっていないということでありましたが、二割を超えるというのは、必然的にやはり新増設やリプレースが必要になってしまうんですよ。これはもう単純な算式の話だと思います。
 大臣は、現時点では考えていない、想定していないとおっしゃいますが、規制委員会、規制庁が、審査をする立場で、高いハードルであり見通しが立たない、このようにおっしゃっている中では、やはりここは新増設、リプレースが必要になるということではないんでしょうか。いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 馬淵澄夫

speaker_id: 27633

日付: 2015-04-24

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会