馬淵澄夫の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○馬淵委員 お手元に、委員長のお許しをいただいてお配りしました資料二をごらんいただきたいと思います。この二の資料は、平成二十五年五月三十日、汚染水処理対策委員会が発表した「地下水の流入抑制のための対策」すなわちここで凍土壁ということを提唱され、それを政府は決めていくわけですが、この中に、ラインを引いてありますが、「施工性を踏まえ、凍土方式が適切である。」こういう説明がされていたわけです。当時も私はこの埋設物との干渉のことを申し上げましたが、「建屋近傍には配管やトレンチ等の埋設構造物が多数あり、そうした構造物があっても施工可能で、周辺に汚染水を流出させない施工方式であることが必要である。」これが凍土壁を選んだ一つの大きな理由です。
しかし、実際には、この干渉する埋設物によって空隙が生じて、凍結管による凍土の形にならない可能性があるということが今になって明らかになって、当時このような話はなかったですよ。貫通施工などといって、埋設物を貫いていく、こうした話は当時は全く出ませんでした。いや、水だからどのような形でも凍らせることができるという説明だったんです。
大臣、私、大変な御努力をされていることは承知をしておりますが、このような形でどんどん後退していかないかということを心配しているんです。そして三月に、それこそ、さあできました、でも実際には地下水位の低下がはっきりしてこない、よくわからない状況が起きかねない。そのときには、当時のこの報告書にもありました。恒久構造物は、いわゆるスラリーウオールのようなもの、粘土壁というものも提唱されています。結局は粘土壁で行わなければならないということになりかねないんです。
この貫通施工については、先ほどお話ありましたように、安全性の確認をしてからということでありますが、ずっとこの言葉を繰り返されているんですよ。だから、ここは相当に役所として厳しくごらんいただかないといけないと私は思っています。少なくとも、順調にオン・ザ・トラックで工程は進んでいるという話では済まないんです。
繰り返し申し上げますが、貫通施工などというものが突然出てくる、つまり、空隙が生じて地下水をとめることができない状況が今明らかになってきたからこそ、このような施工方法が突然出てくると私は思っています。
大臣、技術的なことを私は伺っているわけではありません。このように、汚染水のこの問題に関しては根本的な問題があるということを私は指摘し続けてまいりました。これにつきまして、ぜひ大臣、しっかりと監視を高めていただくということをお願いしたいと思います。
最後に大臣からお答えいただけますでしょうか。