筒井敬二の発言 (憲法審査会)
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○筒井敬二君 私どもは自治体の訪問をしております。これは、憲法を地方自治に生かそうという観点で、地方自治の諸課題について、我々の要望も伝えながら意見交換をしていくというのがもともとの趣旨で取り組みをしてきておりますけれども、この間、集団的自衛権の問題、安保法制の問題が出てまいりましたので、あわせてそのことについても懇談を進めているというところです。
いろいろと御意見を賜っておりますけれども、中には、確かに、領土問題といった、南シナ海あるいは竹島のことを事例に出し、そうした集団的自衛権の行使も必要だというような主張の首長さんもおいでます。ただ、我々が回る中で、全般的には、やはり慎重に議論すべきではないかという御意見が多いです。
少し特徴的な発言を御紹介させていただければと思いますけれども、憲法改正について、憲法議論をするということ自体は否定しないという自治体関係者は多いです。ただ、憲法を変えるということについては、これは国の形を変える可能性があるんだ、そういう点では慎重に議論をすべき必要がある、そうした立場を表明される首長さん、おいでます。
また、中には、今の政権の進め方に対して非常に手厳しい御意見もいただきました。ある自治体の首長さんは、今の総理は、憲法の、上位理念の上に自分の政策を置いていると。要するに、立憲主義なんだけれども、憲法の上に自分の考え方があって、これは具体的な言い方では、おじいさんの目指していたものを今、安倍さんが、お孫さんが実現しようとしているように見えるというような、政権の今の進め方に大変批判的な御意見もいただいたところです。
こうした意見をいろいろ受けながら、我々も県民の立場から運動を進めていきたい、そんなふうに考えているところです。
以上です。