伯井美徳の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○伯井政府参考人 お答え申し上げます。
現行の学習指導要領におきまして、中学校の理科では、放射線は自然界にも存在することや、放射線は透過性などを持ち、医療や製造業で利用されていることなどについて、また、高等学校の物理では、放射線及び原子力の利用とその安全性の問題などについて触れることにしております。
御指摘のように、放射線に関するさまざまな情報が氾濫する中で、各学校におきまして放射線に関して適切な指導を行うためにはわかりやすく適切な教材が必要であるということから、私ども、平成二十六年二月に、放射線についての科学的な知識の理解を助けるための放射線副読本を作成、配付したところでございます。
副読本では、放射線に関する知識に加えまして、福島で起こった原子力発電所事故のことや、事故によって多くの人々が大きな被害を受けまして、今なお困難な状況にあること等に触れるとともに、放射線に関する理解が十分でないために、風評被害やいわれのない偏見、差別が生じたこと等を紹介し、このことについて児童生徒に考えさせる内容になっているものでございます。