大西英男の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○大西(英)委員 田中委員長や規制委員会の科学者の皆さん、審査官の皆さんは、やはりこういった問題についていろいろな気持ちを持っていてもなかなか主張し得ない環境にあると思うんですね。事務方がしっかりしなきゃだめですよ。
こういう本当に悪戦苦闘している現場で、その中で人員が足りないということを明確に認めたんでしょう。そして、質的な問題についても明確に今認めたんでしょう。そうしたら、それを克服していくことは事務方の責任じゃないですか。規制庁として、しっかりとそういった人的な充実についてもやっていくように、事務方が頑張らなきゃだめですよ。これによって毎年何兆円ものとうとい税金が失われているんですよ、再稼働がおくれることによって。だからどうしろということは規制委員会に対しては我々は言う立場にはないけれども、事務方はしっかりしなきゃだめですよ。
ここで、私はちょっと質問の順位を変えまして、山本政務官がお見えでございまして、研究炉の再稼働についてお尋ねをしたいと思います。
今、人材の問題が論議をされましたが、各大学の研究の状況というのは、もう本当に危機的な状況ですね。それは、原子力を研究しようとする学生たちが原子炉を使えないというんですよ。そして、その実証実験ですかのために、私は韓国がどうだこうだというわけじゃありませんけれども、韓国の大学あるいは研究施設に頭を下げて実習をしている。これは日本国として恥ずかしいことですよ。
これに対して、私は、これは規制委員会にもお尋ねをしていかなければいけませんけれども、これはやはり文科省として責任を持って、研修炉が再開できるように、再稼働できるように、この問題の解決のために全力を尽くしていかなければいけないと思いますよ。
そしてもう一つは、何といっても老朽化した施設も多いようですね。ですから、これについては予算的な措置を講じて、これからまだ廃炉の問題もあるでしょう、そして再稼働問題、二〇三〇年以降原発を新設するか新設しないかは国家的な政策課題ですけれども、こうした将来に対して備える人材の育成を今していかなければならないわけですし、アジア、特に中国、東南アジアでは原発の建設需要というのが飛躍的に伸びようとしていますね、そのときに技術力を支えるのは日本の技術なんですよ。そのための若者たちを今育てないでどうするんですか。
その件について、文部省のお考えを伺いたいと思います。