神山洋介の発言 (国土交通委員会)

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○神山(洋)委員 ありがとうございます。
 冒頭申し上げましたとおり、現状認識であり、今後持っていかなきゃいけない方向性の大きなところに関しては、問題意識を共有させていただいているつもりです。であるがゆえに、やはりそこはできるだけわかりやすい形でビジョンを示して、多くの方々に理解をされ、共有をされていく中で、よりスピーディーに新しい形に持っていくということが大事ではないかというその認識に基づいて、先ほど申し上げさせていただきました。
 今大臣からもお話がございましたが、地方中枢都市圏は総務省、高次地方都市連合は国交省という二つのわかりにくいような区別があって、それを今回、連携中枢都市圏という形で一まとめにしたんだというお話でございます。それは、一つの前進としては私は評価をすべきではないかなと思いますが、果たしてそれで足りるのかというと、もう少し追加がまだ必要なのではないかという思いでおります。
 端的に言えば、例えば学校はどうするのか、これは文科省の話だと思うんです。地域の福祉であり医療はどうするんだ、これは厚労省の分野になると思います。環境省等々含めても、もっと大きな、横幅を広げた中での一つのコンセプトの統一的な形が必要、連携が強化されるべきではないかなというふうに私は思います。
 それをやはり強く思いましたのは、こうして今私は改めて国会に戻ってこさせていただいて議論をさせていただいておりますが、直近二年ほど浪人をさせていただいて、地域を歩き回る中で、私は、神奈川県ではございますが、西の方の比較的田舎が多い地域でございます。そうすると、学校の統廃合という名前の、学校がなくなっちゃうという事例はもう数多く既に顕在化をしております。人口一万人ぐらいの町で、そこで今まであった学校を、もう生徒数が全部合わせても十人ちょっとしかいないので、町で一校にまとめるのだという話は全然珍しくなくなりました。
 地域の方々にお話を伺うと、学校は、それはまだ生徒数も少ないし、しようがないよねというのはわかると。ただ、では、その学校という場所は、子供たちの教育の場では当然あるんだけれども、地域の人が集まるという集会の場でもあったりするし、年に一回、二回、運動会だ何だという形で皆さんが集う場でもある。要は、教育とは別の機能もそこにあって、何とか残せないものかねという話になって、でも無理だろうなという話になります。
 この話をいろいろそこで議論をしていくと、事は学校の話だけじゃありませんよね。人口が減っていって、そこにある町としての機能がなかなか完備をすることができない。学校もなかなか存続が難しい。病院も経営が成り立たない。では、上水道、下水道を含めたインフラ、道路も含めて整備をどうやってやっていくのか等々含めたときに、根底にある問題は同じなわけで、学校だけどう再編しましょうか、道路だけどう再編しましょうか、医療をどういう形で組み立てましょうかという単品で議論をしていてもほとんど意味がない。というのは現地の方々も、それぞれの地域の方々がある意味では一番よくわかっているんだと思うんです。
 その意味で、大臣の示していただいたこのグランドデザインというものは、私は大事だと思っています。それが、国交省のみならず、こういった総務省も含めた形かもしれません。厚労省であり、文科省でありという、ありとあらゆる、これはもう、都市という、町という機能をどういう形で集約、再編していくのかという大きな議論、ビジョンを描かなければならないわけであって、先ほどの連携中枢都市圏の話はもちろん一歩前進ではあると思います。ですが、ここで終わりではなくて、もっと横幅の広い、横連携を強めていかなければ、地域における具体的な生活を先々までそれぞれの方々が思い描くことができないんじゃないか、私はそう考えて、今このことを質問させていただきました。
 大臣、どうお考えでしょうか。

発言情報

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発言者: 神山洋介

speaker_id: 25837

日付: 2015-03-20

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会