下地幹郎の発言 (国土交通委員会)
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○下地委員 これは、なかなか設計変更の印鑑がないと難しいんですよ。いろいろな識者から聞いても、これはもう前にも進みません。また、今回の岩礁破砕のように、埋立申請の変更が承認されないうちに工事を進めるということも、私は、行政的にも、法的にも不可能だというようなお話を聞いておりますから、そういう意味では、今度の普天間基地の辺野古移設の問題についても、この工事の中で設計変更がこれから、岩国の飛行場で八回、そして今、中部国際空港で愛知県を含めて十四回と言っていますけれども、岩国の飛行場と今の辺野古の問題を見ても、もう一般的に見ても、辺野古の方が埋立面積からしても大きくて、設計変更が出てくることだけは確かなんです。設計変更が出てきて、今の翁長さんの姿勢では、設計変更に印鑑を押さないというようになってくると、この問題がこのまま前進を着実にしていくというようなことにならないのではないかなというふうに思っているんです。
それで、私は、きょうこの質問をさせていただいたのは、四月に安倍総理がアメリカに行って、アメリカ議会で演説をするんですよね。この演説をするときに、この普天間基地の辺野古問題をお話しするのではないかというようにも聞こえているわけです。それは、アメリカ議会で五十四年ぶりに、池田総理以来、演説をするわけですけれども、そのときに普天間基地の辺野古の問題を明確に発言しなければ、アメリカ議会もグアム移転の予算を今凍結していますけれども、この予算を解除することはないのではないかというように言っている。これは、突っ込んだ発言をするのではないかというように言われているんですよ。
それで、この発言をあの議会でやられると、外交的な約束になられて、これはもうやらざるを得ないというようなことは誰しもがわかることなんですけれども、しかし、私が申し上げたいのは、この国で一〇〇%のまだ確立されていないものを他の国に行って約束するということの発言を僕はアメリカ議会でやるべきじゃないと思うんですよ。
安保法制度、アメリカでやりますよと高村副総裁が、自民党の副総裁が言っても、この国内においては、自民党と公明党で衆議院、参議院は過半数以上あるわけですから、これは確実に通りますよ。どんなに民主党が反対しても、維新が反対しようと、共産党が反対しようと、これは通る。そういう政治背景ならば、これは一〇〇%できるということならば、私は向こうに行って約束をしてもいいのではないかと思うんです。
しかしながら、今回の辺野古の件は、進めてはいるけれども、状況が変わって、政治環境が変わって、これだけ不透明になっている中でこれを断定してお話しすることは、将来の長い意味での日米同盟に、辺野古一つではありませんから、私たちの日米同盟の関係というのは。そういうことについては今、私は明確な発言はすべきじゃないというふうに考えています。これは私の考えです。
質問通告していませんけれども、もし大臣にお考えがあったら、ちょっとお聞かせいただきたいと思うんですけれども。