秋元司の発言 (国土交通委員会)

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○秋元委員 おはようございます。自民党の秋元司でございます。
 一年ぶりの国土交通委員会でございます。務めさせていただきたいと思います。
 また、きょうは閉中にもかかわらずこうして委員会が開催されましたこと、委員長初め理事各位の皆さんの御努力に大変敬意を表させていただくところであります。
 今回このような委員会設置となったことというのも、多分、この閉中期間、国土交通行政を取り巻く環境の中でさまざまな事案が出てきたこと、先ほど大臣もお触れになりましたけれども、とかく基礎ぐい工事の問題につきましては、大変国民の不安が今よぎっているところでございます。
 きょうは、この閉中審査に当たりまして、何点か質問をさせていただきたいと思います。
 まず、スタートは、何といってもこの基礎ぐい工事の問題であります。これはもう御案内のとおり、横浜市のマンションの事案から始まった話でございまして、今、結果的に全国の建築物、そしてまた業界全体の問題に発展をしてしまいました。
 今回、私も、自民党の国土交通部会長という立場を拝命いたしましたけれども、部会長の立場からもこのことは大変遺憾に思うところでございまして、このことを含めて、一刻も早く信頼回復並びに国民への安全、安心をしっかり取り戻していかなきゃならない、そういった思いの中で、党の方でも部会を三回ほど開催させていただきました。
 この三回の部会開催で報告を受けたことから見えてきたことは、残念ながら、当初問題となったこの旭化成建材、当時、調査対象物件としては三千四十物件と言われたものが、結果的に最終報告では三千五十二件になり、そのうち三百六十件も流用事案があったということが明らかになったところであります。
 あわせて、これはもう旭化成建材だけの問題じゃなくて、業界、約四十一社と言われている一般社団法人のコンクリートパイル技術協会も、結果的に五年間で二十二件の流用物件があったことになり、また、業界最大手と言われる会社にもこういった事案が出てくる中で、どのようにして今後対処していくのか、非常に大きな問題であると思います。
 また、国交省としては非常に迅速な対応をしていただいたと思います。当然、立入検査も行い、そして業界に対して調査報告も行い、あわせて対策委員会、これも既に立ち上げ、ヒアリングもやり、そこには多くの専門家も有しながら、この委員会を開いていただいたことによってなかなか見えてこなかったものも見えてきた、そういったこともあると思います。
 あわせて、ここで見えてきたこの一連の報告の中で、今回整理していかなくちゃいけないことがあると思います。それは、一つは、データ流用の問題とそして安全性の問題、ここはやはり二つ議論を別にして進めていかなくちゃならないことであると整理をさせていただいたところであります。
 いずれにしましても、石井大臣のもとでしっかり、この対策委員会に対してもさまざまなことを申して、やはり政治の立場としては、国民の代弁者としてこの件はしっかりと今後もやっていきたいところであります。
 データ流用の問題は、これからますます、全調査ということになっていく、業界においてもさまざまな調査をさらに進めていくことになると思いますが、一番大事なのは、安全性の確認というのを本当に急いでいかなくちゃならないと思っています。
 今回、対象物件とされた中には、子供たちが常に通う学校もありますし、そしてまた、高齢者とか障害者が使う医療福祉施設、これも入っております。また、当然、公共施設もあり、集合住宅もあり、本当に多岐にわたってこの物件に入ってしまいました。あわせて、これは北海道から沖縄まで全国に広がっているということもあるわけであります。
 一刻も早くこの安全性の確認について進めていくためには、今後、国土交通省としてどのように進めていくか。これはもう横浜市の分譲マンションも含め、データ流用があった物件、そしてこの物件についてどのように安全性を確認していくのか。そういったことも含めて、状況と今後の見込みをお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 秋元司

speaker_id: 21911

日付: 2015-12-03

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会