麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 初めて財政破綻しますというような言葉を使われた財務大臣、武村正義さんという方がいた。いたといっても、まだ亡くなっておられるとは思いません、まだ生きておられると思いますが、この方が言われたときに、あのときの国債はたしか二百何十兆円だったと思うんですね。GDPが当時は五百兆円ぐらいでしたから、約半分。そのときにそう言ってこられたんです。たしかあれは羽田内閣かどこか、その辺だったと記憶しますけれども。
私ども、野党でしたので、そのときに、どうして破綻するんですかと聞いたら、君、借金がこんなだよと言われたんです。いや、だから、どうして財政破綻するんですかと言ってしつこく問い詰めた記憶があるんですが、そのときの金利は六・何%だった。GDPはアバウト五百兆円。変わらずですよ、今。ちょっと下がっていますけれども、円安になったりいろいろしていますので。ドルでいくとまた大分違うんですけれども。
そういうときになって、今、借金の方は約四倍の千兆円になって、GDPは変わらずということになったら、金利は上がらなくちゃおかしいでしょうよ。私どもが学校で習った経済学では、必ず金利は上がるんですよ。だって、担保がなくて、借金だけふえているんだから。
ところが、その逆に、六%が今は〇・三とか四になっているというようなことが起こるなんということは、我々、学校では習ったことがありませんね。間違いなく今までにない状態が起きている。
したがいまして、借金がふえるたびに財務省は、金利が上がったら大変ですよと言い続けたんです。金利が上がったら大変ですから、それは間違いなく、言い続けるのは正しいんですよ。しかし、現実問題としては、ずっと二十数年かけて下げてきていますから。行き着くところまで行ったなというぐらい下がってきているんです。
いずれにいたしましても、私ども、記者会見で言いたかったことは、基本的には金利というのはマーケットで決まるので、いかにも何か政府で決めるとか、何か介入して決めるかのごとき話をするので、これはなかなか予測しがたいものなんだということだけまず頭に入れておいていただかないと、何でこんなに金利が上がるんだか、何で金利が下がるんだかわからぬという話になりますので、今後は、アベノミクスというのが効果があらわれて、デフレ不況というものから脱却することに成功した場合は、間違いなく金利は上昇していくというのは、景気が上がってきてそういう状況になれば、金利が上がっていくリスクは間違いなく出てきますよ。そのためには、財政というものの足腰はきちんとしたものにしておかないといかぬということが私どもの一番申し上げたかったことなんです。
いずれにしても、財政健全化と景気というのは非常に相関関係がありますので、私どもとしてはやっておかないかぬところだと思っております。
最後に一点、数字だけ。
さっきの国債の外国人の保有比率というのは、今、一番最近の情報で、九%になっております。さっき十何%と申し上げましたが、これは今九%まで下がってきております。訂正させていただきます。