田野瀬太道の発言 (財務金融委員会)
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○田野瀬委員 奈良県四区の田野瀬でございます。
本日、最後の質問者ということで、委員の皆様方におかれましては、本当に長時間、お疲れの中、どうかあとしばらくおつき合いをいただきたいと存じます。
大臣、副大臣、そして政府委員の皆様方も、どうかよろしくお願い申し上げたいと存じます。
私は、内閣提出の法律案に関して数点御質問をさせていただきたいと存じます。
平成二十七年度税制改正は、二〇%台への法人実効税率引き下げを目指した最初の年度となるわけでございまして、この法人実効税率の引き下げによりまして、企業の収益の拡大と、それによる賃金上昇、雇用の拡大に寄与し、経済の好循環を確かなものにするんだ、これは総理の御答弁や先ほどの麻生大臣の提案理由説明の中にもあったとおりでございます。
デフレからの完全なる脱却に向けまして、攻めの姿勢で今般の税制をつくって、税制上の各種対応を盛り込んでおるわけでございまして、本改正案は、経済界であったり各界各層からおおむね高い評価が得られているものだと認識をさせていただいているところでございます。
また、本税制改正案には、ふるさと納税の拡充等々、地方創生を推進するという観点からの税制も整備されておりまして、そういうところが注目をするところであるんだろうと考えております。なので、まず一点目は、その地方創生、なかんずく地方拠点強化税制につきまして御質問をさせていただきたいと存じます。
これは、東京一極集中の是正や地方の拠点強化を目指しての新たな税制であるということでございます。とにかく、人、物、金が東京に集中しておるわけでございまして、きょうも都内の先生方はおられるわけでございますけれども、ぜひ東京からいろいろなものを地方に分散させたいというのがその趣旨でございます。
地方の人口減少がとまりません。とにかく元気を出さないといけない。私の奈良県四区、選挙区は十九市町村あるんですけれども、そのほとんどが例の増田論文に言うところの消滅市町村に入っておるわけでございまして、何とかこの歯どめをかけないといけないということでございます。人口減少と地方の創生でございまして。
ただ、この都市と地方の格差という問題は実は近年に始まったわけではございませんで、古くは田中角栄総理の日本列島改造論、あれは実は、この国の高速交通網を整備して、東京に集中している物と金と人を地方に分散しようじゃないかという発想でしたし、その次の田園都市構想もそうです。昔から、東京一極集中というのをどうにかなくしていきたい、国土の均衡ある発展というものを目指してということなんですけれども。
今回は、画期的な税制が創設されるということで、この内容は、企業の本社機能等に関して東京圏から地方への移転または地方における拡充の取り組みを税制から支援するという、これは聞いたことのない、画期的な税制措置であると考えておるわけでございます。
ここでお伺いさせていただくんですが、改めてですけれども、この税制の概要とその狙い、そして見込まれる効果、もしよかったら、初年度、これはいわゆる控除の税制でございますので税収は減になるんでしょうけれども、その後こんな感じでふえていく見込みであるとか、数字はひょっとしたら出てこないかもしれませんけれども、そのあたりをお伺いさせていただきたいと存じます。よろしくお願いします。