鷲尾英一郎の発言 (財務金融委員会)
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾でございます。
前回に引き続きまして、きょうは八十分という時間をいただいておりますので、じっくりと討論をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いたします。
先般、大臣の所信に関連をいたしまして質問をいたしましたが、それにさらに深掘りする形でまずは質問をしてまいりたいというふうに思っております。
一つは、今回、法人実効税率引き下げに当たって課税ベースを広げていくというところの観点から、繰欠の控除の制度につきまして幾つか例外を設けておられるところがございます。
先般も質問をいたしましたとおり、基本的には、所得の平準化の中で、納める税金を調整していくということが継続企業の前提としては求められているところでございますが、政治的にそれを幾つか区分をしているわけでございます。
その区分をしている一つといたしまして、今回は、再建中の法人につきましては所得の全額を繰欠の控除として認めていくということでございました。ですから、限度額を一〇〇%ということでございます。ただし、再建中の法人の中で、新規上場になる場合につきましてはその適用を除外する、そういうたてつけになっております。
これにつきましては、過去も、私もこの委員会で質問をいたしました。繰欠の制度につきましては、もう少し柔軟性を持って検討の見直しをした方がよろしかろうということを去年質問申し上げまして、党内からもいろいろな声をいただきまして苦い思いもしたところでございますが、そういう意味では、柔軟に制度設計をしておられるのかなと思っております。
ただ、新規上場につきましてということになった場合は、逆に経営に対して予断を与えることにならないかということが私は論点としてあると思います。この点、どうお考えでしょうか。