鈴木克昌の発言 (財務金融委員会)
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○鈴木(克)委員 私が理解をしても、本当に国民の皆さんが、そうか、なるほど、わかったというふうに御理解をされるかどうかというのはまた別であります。もしそうであるならば、総理は、やはり丁寧に、国民の皆さんに対して、大丈夫なんだ、安心してもらって結構だということをはっきりと発信され続ける必要があるのではないかなというふうに思います。
いずれにしても、時間の関係もありますので、次の質問にさせていただきたいと思います。
経済成長と財政再建のバランスということでお尋ねをしたいと思うんです。
総理はかねがね、この道しかない、このフレーズがどうもお好きなようでありまして、選挙中もさんざん私聞かされたわけでありますけれども、いずれにいたしましても、この道しかないのなら、その道筋というものをやはり具体的に国民の皆さんに示すべきだと私は思っています。
そういう意味で、例えば、成長戦略のためといいながら消費税増税分がいわゆる法人税減税の穴埋めに回されたり、それから、恒久財源がなくて、自然増収頼みになって事が進められていくのではないかというふうに思えてなりません。
こういったことを考えていった場合に、総理の選んだこの道が、成長と財政再建とを同時に達成する目的地に至る道であるのか、国民を初め私も、それを信じていいのかどうかということだと思うんですね。
現状から見ていくと、どうも道は一本ではなくて、途中で何か幾筋かに分かれる、場合によっては大きな穴があるような道もあるのじゃないのかなという心配がするわけであります。老婆心に終われば結構です。
もちろん、さっきおっしゃった、株価は上昇しましたし、総理の経済界に対する働きかけ等で経済界の一部は賃上げが始まっておるわけでありますけれども、しかし、その裏にと言うとまた叱られるかもしれませんけれども、法人税率を下げたり、そして企業を応援する環境を整えたりということも実はあるわけですね。
ということになると、国民生活という観点からは、実質賃金が上がっておらず、地方は恩恵を受けていないという現状の中で、本当に経済成長と財政再建のバランスというのはできていくのかどうか、このところを総理からお伺いしたいというふうに思います。