麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 第三の矢の結果ということでいろいろ経済が成長していくのは非常に大きなところなんですが、私ども、経済を成長させていきやすくするためには何といっても需要というものの喚起がない限りはなかなかということで、政府としては、いろいろな形で需要を喚起させる意味で、税金を減税してみたり償却を大幅に認めてみたりいろいろした結果、財政としてはそういった面に出動した形になっている、いわゆる第二の矢を使っております。
そういった意味では、我々としては、そういったものをやり続けることがずっとできるかといえば、第三の矢の効果が出てくることにならないと第二の矢に対するはっきりした答えではありませんので、そこのところが出てくるようにするためには、やはり財政がきちんとした方向で、我々、財政を健全化させるという意欲は政府として持っているということをはっきり内外に言わない限りは、市場の反応とか海外からの反応ということが大きな影響を与えまして、金利が暴騰してみたり国債価格がとかいったことになりますので、財政健全化という目標を、二〇一五年までにプライマリーバランス、基礎的財政収支の半分、比較いたしまして半分にするというのを目標にさせていただいて、一応、今年度の予算できちんといきますとそれができるところまで来ました。
したがいまして、次は、二〇二〇年度に半分ではなくてゼロにしますという目標を掲げておりますので、これをきちんとやるという意思を示して、今、私どもが粗で計算したところで、緩目に見積もっても今のままではまだまだゼロまでいかない、まだあと一兆五千億円足りないという予想になっておりますので、それをきっちりやって、九兆四千億円のバランスの分をきちっと埋めるところまでやっていかねばならぬ、私どもはそう思っております。これができますと、初めて、今度は、プライマリーバランスという基礎的財政収支ではなくて、金利を含めたGDP比に対してという答えが出せる、目標を立てられるということになろうかと思います。
そういったものをきちんとステップを踏んでやっていくということで、長い間かけて財政というものを我々が大幅に出動させてきた結果、たまりたまった借金というものが大きなものになっておりますので、それをきちっとさせていくという姿勢で我々は臨んでいかねばならぬという面も、両方やらねばいかぬ、経済成長と財政再建と両方やらねばならぬということははっきりいたしておると思っております。