麻生太郎の発言 (財務金融委員会)

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○麻生国務大臣 新しいものを聞いたら、まずは大体怪しげなものですよ。もうかると思ったら、みんなやるんだから。
 だから、人の思いつかないことを考えるといったら、大体それは怪しげなものが九割と思っておかないかぬのですが、でも怪しげなものの中から化けていくという話で、例えば私らの世代でいけば、セコムなんという会社、私が学生のときに、あれが何だかわかった人なんか一人もいませんよ。学校がたまたま同じだったから、何をやっているんだろうなと思いましたね。でも、今はアジアでも、セコムといったら同じ意味を意味するんですよ、あれはちゃんと英語になりましたから。そういった意味では、初めにやるというのはそういうものなんだと私なりに思います。
 さっきの、本田さんの話から最初にスタートしておられますけれども、本田宗一郎という人だって五反田のオートバイ屋さんですよ、あの人は。そのオートバイ屋に、おまえ、あそこに行った方がいいじゃないかと近所の奥さんがそれを褒めたんだけれども、息子は東大を出たばっかりにNHKと文部省に入って、そして結果的に文部省に入ったんですが、あのときあのオートバイ屋に勤めておけば俺は今ごろ社長だったんだとその文部省に入った役人が嘆いていたのを今でも忘れられませんけれども、私は本当にそう思いますね。
 だから、そういった意味では、やはり今言われたように、そういった新しいものにかけていくだけの余裕が、少なくとも日本人が初めてフローじゃなくてストックで物を考えられるような事態が今来つつあるわけでしょう。一千六百九十兆円という金はそういうことを意味します。現預金の八百九十兆円もそういうことを意味するわけです。そういったものに対して我々は今、規制をということで、特区というものを認めようとしているのはそれの一端なんですけれども、そういったものの中でいろいろ実験して、成功すれば全国に広めていけばいいじゃないかと思っていますけれども、最初にやる場合はこれはえらく抵抗の多いものであることも事実なものですから、私どもとしては今いろいろなものを生み出していく一つの手段として特区というものを使ってみたりしておりますが、私どもとしては、大事な試みとして、そういった意欲を持っているということだけは確かに申し上げられると存じます。

発言情報

speech_id: 118904376X00920150424_028

発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2015-04-24

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会