鷲尾英一郎の発言 (財務金融委員会)
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○鷲尾委員 民主党の鷲尾でございます。
先般の日本銀行視察の際には、いろいろと御配慮いただきまして、ありがとうございました。
早速でありますけれども、質問に移らせていただきたいと思います。
アメリカの五月の雇用統計、これは非常によい数字であったとされておりまして、非農業部門の雇用者数が市場の予想を大きく上回っております。失業率も五・五%ということでありまして、また平均時給並びに労働参加率もともに伸びているということもありまして、この傾向は持続すると見られているということであります。
一方で、九月にアメリカFRBは利上げを開始するという見通しが高まっておりまして、少なくとも年内には必ず利上げをするということがコンセンサスになっております。
この効果につきましては、今から随分と、利上げされればまたかなりアメリカの経済に対して悪影響があるんじゃないかとされてもおりますけれども、そのコンセンサスはあるということでありまして、これは、景気が非常によくなって、失業率が十分に下がっているからこの出口戦略の話がされているというところでございます。
一方で、我が国の足元の景気の状況でありますけれども、一—三月期のGDPは前期比一%増ですから、年率換算で見ても、これがこのほど上方修正されて、非常に高いレベルであるということ。失業率も三・三%まで下がっておりまして、ほぼ完全雇用に近い状態であるということ。それは、人手不足が経済成長のボトルネックになっているということもコンセンサスになっているというところであります。日銀の分析でも潜在成長率というのはゼロ%台であるとされておりまして、現在のGDPの成長率というのが大幅にこれを上回っている、需要超過であるとされております。
それにもかかわらず、異次元の金融緩和とまで自称されている量的緩和を継続されている、この理由は何なのかということについて、改めて問いたいと思います。