赤羽一嘉の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○赤羽委員 おはようございます。公明党の赤羽一嘉でございます。
 きょう与えられた時間は十五分間という大変短い時間でありますけれども、東日本大震災、とりわけ福島の復興の加速に資する質疑のやりとりをしたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。
 まず高木復興大臣に、福島の復興、大変難しい状況が続いているわけでありますが、この司令塔としての御決意また御所見を伺いたいと思います。
 私は、自公政権、安倍内閣におきまして、原子力災害の現地対策本部長を仰せつかりました。震災発生以来、我々の政権になったのは一年九カ月目でありました。私はその一年九カ月後に引き受けたわけでありますが、実に十一代目の現地対策本部長でありました。
 現地にすぐ入りながら思ったことは、やはり、被災自治体また被災住民の皆さんの政府そして東京電力に対する不信の塊、我々は被災者のためにという思いで現地に入りましたけれども、対決関係みたいなことで、なかなか事が前に進まなかった。大変つらい、厳しい思いをしながら、自分ができることは、できるだけ被災地に入り、被災者に寄り添いながら、私も阪神・淡路大震災の被災者でありました体験から、やはりそうした思いにならなければ仕事は進まないということで、原則毎週二日現地に入りながら、心を通わせながら、少しでもお役に立てるようにということで仕事をしてきたわけでございます。
 そうした意味で、復興大臣としては、いろいろ所掌も広くて大変お忙しいと思いますが、福島の原発被災地域にはぜひ足しげく通っていただきたいというのが第一点でございます。
 また、原発地域というのは、原子炉の、事故炉の廃炉また汚染水とか、人類史上初めてというチャレンジ、これだけでも大変なことでございますが、ここは一応経産省の役割ではございます。また、除染、中間貯蔵地につきましては環境省。また、避難指示解除、これは内閣府。また、そこからの復旧復興は復興庁というような、一応所掌が分かれておりますが、しかし、私も入ってきたときに、どうしても縦割り行政の弊害というのがあり、なかなか政府として前に進められない。
 そうした中で、前に進めなければいけないということでできたのが復興庁であり、また復興庁の福島復興局であったと思います。一つ一つの決裁を現場でできるようにという思いで、縦割り行政を排して横串に、こうした思いで取り組まなければいけないものだ、私は原子力災害現地対策本部長を仰せつかりながら、それを実感として感じました。
 これからもさまざまな難しい課題はございますが、例えば、なかなか今視野に入っておりませんが、帰還困難区域、帰還困難区域というのは除染もしない、帰ることができないという前提でありますが、現実には放射線量も相当下がっている地域も少なくありません。例えば、双葉町なんというのは全体の九七%が帰還困難区域で、町の再生の絵も描けないような状況でありますが、現実には双葉町の駅前というのは相当線量も下がっていて、中心拠点として整備をしなければあの地域の復興はなかなか前に進まない、これは地元の自治体の皆さん、また町民の皆さんの切なる思いだと思っております。
 では、その帰還困難区域の除染をどうするのか、これを環境省に任せるのかどうかみたいな話は、ここはやはり横串で、いろいろな所掌、役割はあったとしても、最終的な責任は復興大臣が担わなければこの難しい壁は乗り越えられない、私はこう率直に思っております。
 そういう意味で、大変な役割と大きな責任があるわけでありますが、これは政治家として、福島の復興は最終的には復興大臣が全て面倒を見て、あの未曽有の原子力発電所の事故で大変苦しまれている地域の再生は復興大臣がやっていくんだという決意がなければこのことは乗り切れない、私はそう思っておるんですが、この点についての御決意と気構え、また御所見を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 赤羽一嘉

speaker_id: 22425

日付: 2015-12-08

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会