勝沼栄明の発言 (農林水産委員会)

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○勝沼委員 今お話がございましたが、確かに、日本人の消費の低迷ですとか、また、地球温暖化、海洋環境の変化ですとか、藻場、干潟などの産卵場所が減少といった漁業を取り巻く環境の変化はあると思いますけれども、先ほど中川政務官からもお話がございましたが、世界を見てみますと、世界の漁業生産量はどんどん右肩上がりを続けて、昨年は一億八千万トンを超えています。今、世界の漁業は非常に活況を呈している。
 環境の変化というのは、やはり世界の海も連動しているはずですから、日本周辺の海域だけが劇的に変わってこれだけ落ち込んでいるということはないと思うんです。やはり私は、一番の原因というのは、資源回復を上回る漁獲を続け、それになかなか効果的な対策を講じてこれなかった、これが一番の原因だと思っております。
 年々減っていく水産資源に反比例するように、漁獲能力はどんどん上がっております。そして、何とかその中から収入を得ようと、やはり漁業者の方々は成長する前の小さい魚にまで手を出さざるを得ない、そういった状況がある。小さいものは当然魚価も安いです。二束三文で買われて、今、飼料用にされる魚は三〇%に及んでいると聞いております。今、漁業で成功しているノルウェーなどは、それが数%、三%ほどと聞いております。そして、その繰り返しにより、さらに資源が枯渇していく。この悪循環を断ち切らない限り、世界でトップをとった、そういった水産日本の復活はあり得ないと思います。
 今まで水産庁も、当然現場の漁業者の方々も、決して手をこまねいて見ていたわけではないと思いますし、実際さまざまな規制や国際的な取り決めがあるわけでございますけれども、今までの日本における資源管理、果たしてどのようなことが行われていたのか、教えていただけないでしょうか。

発言情報

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発言者: 勝沼栄明

speaker_id: 5789

日付: 2015-05-19

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会