佐々木隆博の発言 (農林水産委員会)

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○佐々木(隆)委員 今の数字をベースにして、大臣にお伺いしたいと思うんです。
 今のお話にもありましたが、農地・水・環境と言われている、政府が言う、いわゆる地域政策と言われているようなもの、これは一兆一千五百億のうちの五百億ぐらいなんですね。だから、そのほかは農地・水以外のものなわけです。いわゆる車の両輪だと言っているんですけれども、片方の車は五百億ぐらいで、片方の方に一兆一千億ぐらいあってということになるわけであります。今、政府は農地に随分こだわっておられるんですが、農地はイコール国土ですから、国土を保全している農民に対する対価として本当は支払われなきゃいけないものなんですね。
 だから、そういうことからすると、わざわざ地域政策と農業政策を切り分ける必要性がないと私は思うんです、農業を営みながら農地は守られているわけですから。ヨーロッパのデカップリングやなんかの政策は、名前はデカップリングですが、切り分けるのではなくて、上に積んでいくんですね。金の出し方として切り分けているだけであって、個人に積み重ねていくというのがデカップリングの発想だと思うんです。
 日本のように、わざわざ地域政策と農業政策、産業政策を切り分けるというのは、農政というのは分けられないからこそ農政なんですね。産業政策として分けることができるなら、それは経産省でいいわけですよ、そう言ったら経産省の方に申しわけないけれども、そういう意味で言うのではないんですが。農業というのは常に一体なんですね。
 だから、そういう地域政策と産業政策というのは全部一体で進めなきゃいけないものをわざわざ切り分けて、しかも、車の両輪だという片側はわずか五百億しかないというようなこと、これについて一つ。
 もう一つは、先ほど申し上げましたその担い手という人たちから、この対策は外れるのか外れないのか、当然これは外れないんですよね。先ほどの担い手以外の人たちだって、地域の中で全部対象になるわけです。そのときに、先ほど申し上げましたように、国土管理の支払いとして払われている今の農地・水が、こっちは担い手でない人たちも対象、こっちは担い手しか対象にしないというのは、一緒に生活をしている地域の人たちにとっては大変失礼な話だと私は思うんです。
 小農であっても、担い手と今言った三者以外の人たちも、そういう意味ではみんな担い手なんですよ。だから、三者に限ることは危険なのではないかということを私は申し上げているんですが、そのことを含めて答弁いただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐々木隆博

speaker_id: 13691

日付: 2015-06-17

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会