玉木雄一郎の発言 (農林水産委員会)
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず、TPPについて質問したいと思います。
先月末、私もハワイのマウイ島に赴きまして、TPP閣僚会合の場におりまして、いろいろ現地でも情報収集をいたしました。交渉に当たっている日本の役所の皆さんも含めて、私は、率直に、よく頑張っておられるという印象を受けましたし、各国の中でも相当よく洗練された交渉団だと思いましたし、そこは評価をしたいと思います。
一方で、今回、合意に至らなかった一つの理由は、一言で言うと、日米で、大国二国で合意すればあとの小国は押し切れるんじゃないかという、若干傲慢な、少し強気過ぎる姿勢が最後で破裂したのかなと感じました。
最終的に合意には至らなかったんですが、つまり、カードは切らなかった、切れなかった状況ですが、かなり切る用意は十分していったということだと思いますので、切るべきカードの色、形、数字、そういったことはかなり詰まってきているのではないかなと思われます。
事実、いろいろな報道がなされていて、牛肉の関税、豚肉の関税、さまざまな報道がなされておりました。ただ、これは委員会で聞いても、交渉中ですから答えられませんという答えになると思うので、きょうは一点だけお伺いしたいのは米についてであります。
資料の一を、配っているのでごらんいただきたいんですが、重要五項目、我々の農水委員会でも決めた五項目のうち一つの品目についてだけ、交渉担当大臣である甘利大臣が具体的な数字を一つだけ言っているものがあります。それは、ここに書いておりますけれども、七月十四日のBSの番組で、日本は五万トンぐらいしか余裕がないぞ、米国は、冗談じゃない、十七万五千トンだという発言をされ、後の閣議後記者会見でこれを問われて、日本が五万トンという主張をし、アメリカが十七万五千トンという主張をした、それは事実というふうにしております。
繰り返し申し上げますが、当委員会のTPPの国会決議は、米等については、除外または再協議が決議であります。五万トンという主張を日本がしたということであれば、それはアメリカの十七万五千トンに比べれば随分小さい数字でありますが、これは明確に決議に違反していると私は思います。
そこで林大臣にお伺いしたいんですが、甘利担当大臣が五万トンという主張を、日本がしたということでありますけれども、これは農林水産大臣としても、農林水産省としても了解した数字なのかどうか、この点についてお伺いいたします。