稲津久の発言 (農林水産委員会)

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○稲津委員 おはようございます。公明党の稲津でございます。
 まず、質問に入ります前に、今、伊東委員からもお話がありましたが、北海道のサケ・マス流し網漁船の第十邦晃丸が先般、約一カ月半ぶりに解放されたということで、うれしいニュース、報告がありました。
 私も、実は八月の二十一日にビザなし渡航で国後に行っておりまして、その際に、もう本当に目と鼻の先なんですけれども、第十邦晃丸を前にして、船内の電話でやりとりをさせていただきました。状況を把握させていただきますとともに、激励、お見舞いをさせていただいたところなんですけれども、その際にも、もう一月以上になって大変厳しい状況にあるという話も伺いまして、とにかく一日も早い解放を強く望んでいますし、そのためにできることをしっかり働きかけていきたい、このように申し上げました。
 今回、このようにして解放されましたこと、農林水産省また外務省、関係者の皆様に対して、その御尽力に対して心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
 ただ、あわせて、このことに関して申し上げますと、やはりロシアの今回の法律の制定の中で、前途が非常に危ぶまれている状況でございますので、これは今伊東委員からお話がありましたので、重複しますからあえて申し上げませんけれども、ぜひともしっかりした省としての対応もお願いを申し上げたい、このことを申し上げておきたいと思います。
 それでは、法案の質問、審査に入ります前に、一点だけお話しさせていただいて、答弁を求めたいと思うんですけれども、それは、訪日外国人の消費拡大の取り組みについてお伺いをしていきたいと思います。
 先般、八月の二十八日に、農水省から海外の日本食レストランの数の調査報告がありました。二年前に比べて実に一・六倍の八万九千店まで海外での日本食レストランがふえているということで、大変喜ばしいこと。これをまたベースにして、輸出拡大、インバウンドの需要につなげていきたい、そういう報告もありまして、期待をしております。
 私が申し上げたいのは、このインバウンドの方々の消費欲、大変すごいものがあって、よく爆買いとかいう言葉で象徴されますけれども、私も、北海道の観光地、あるいはそうでないところも含めて、このインバウンド、特に東アジアの方々が大変なお買い物をされる姿を見ています。ただ、菓子類とかそういうものが中心であって、せっかくの日本の豊かな農畜産物等についてはなかなか買うというところまでいっていない。
 これは当然理由があるわけでございまして、検疫の問題がある。この検疫のことを考えると、やはりインバウンドの方々は、何を持ち帰れるのかわからない。検疫にひっかかったらどうしようとか、あるいはどこで検査を受けるかわからないということで、私は買い控えをしているんだろうというふうに思っています。
 そういうことで、今後のことも考えますと、せっかくのこのインバウンドの方々の消費欲をしっかりキャッチして応えていって、そのことによって、さらに帰国した後にいろいろな宣伝をしていただいて輸出拡大につなげていくということが重要だと思うんですけれども、これらのことに対しての今後の施策についてお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 稲津久

speaker_id: 11884

日付: 2015-09-02

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会