下村博文の発言 (文部科学委員会)
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○下村国務大臣 松本委員がおっしゃることはそのとおりだというふうに思います。
私、五月の連休にトルコに行ったときにトルコの文化観光大臣が、聞きようによってはちょっと頭にくるような言い方をされたんですね。それはトルコ人と日本人の比較で、トルコ人は一人一人は優秀だ、しかし、二人以上になるとなかなか相乗効果が上がらない、日本人はトルコ人に比べると一人一人は落ちるかもしれないけれども、しかし、組み合わせるとトルコ以上の成果、効果が上がるというのを自分は思っているという言い方をされまして、全部外れているとは言いませんけれども、組み合わせの部分では確かにそういうところは、別にトルコ人じゃなくて、ほかの国に比べても特性としてあるのではないか。それは個人だけじゃなくて、やはり組織も、ばらばらのようであっても、うまくスキームとして組み合わせすることによって相乗効果が上がることはあり得るというふうに思うんです。
その組み合わせを全部一本化するか、それともある程度分けながら、しかしばらばらじゃなくて、うまく連携をとってやっていくかということの中で、そのときそのときの最大効果というのは考えていく必要があると思いますから、全て一本化することが、行革的な視点からはコスト削減につながる部分があるかもしれませんけれども、一方でそれが科学技術、研究開発の硬直化につながるという部分もあるというふうに思います。
ですから、今回についても、安易な、とりあえず一緒にできるところからするということではなくて、今後の我が国の科学技術水準のさらなる向上という視点から、そして、我が国の研究開発リソースを最大限に活用可能な体制を構築するという視点から今回のような法案をお願いしていることであります。
その最適化を図ることで最大の成果、効果を上げてまいりたいと思いますが、やっている中で松本委員が御指摘のようなさらなる課題が出てくるようであれば、またその時点でより柔軟に、我が国の最先端の科学技術に資するような制度設計はどうなのかということについては、将来、検討することも出てくると思います。