安倍晋三の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、四月二十六日から五月三日まで、日本の総理大臣として九年ぶりに米国を公式訪問しました。その概要を御報告いたします。
 ワシントンDCでは、一連の公式行事に出席をし、オバマ大統領と首脳会談を行いました。
 会談では、二国間の取り組みに関して、新ガイドラインのもと、同盟の抑止力、対処力が一層強化されることを確認するとともに、米軍再編を着実に進めていくことで一致しました。
 また、TPPにおける日米間の交渉の前進を歓迎し、日米が交渉全体をリードし、早期妥結に導いていくことで一致しました。
 地域情勢については、日米が中核となり、法の支配に基づく自由で開かれたアジア太平洋地域を維持発展させていくことで一致いたしました。
 また、いかなる一方的な現状変更の試みにも反対することを確認しました。
 さらに、北朝鮮、ウクライナ情勢、イラン等への対応でも連携していくことを改めて確認いたしました。
 気候変動、感染症対策といったグローバルな課題についても連携していくことで一致しました。
 米国議会では、日本の総理大臣として史上初めて、上下両院合同会議で演説を行いました。
 演説では、かつて戦火を交えた日米両国が、戦後、和解を達成して、今や、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値に基づく揺るぎない同盟で結ばれていること、アジア太平洋の平和と繁栄を確保していく上で、日米同盟が今後とも主導的役割を果たしていくこと、二十一世紀において世界が直面するテロ、感染症、気候変動などの諸課題に対し、日米両国が希望の同盟として手を携えて取り組み、世界をよりよい場所にしていくことを内外にアピールすることができたと考えています。
 今回の訪米では、ワシントンDCに加えて、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルスを訪問しました。
 それぞれの都市において、学生、有識者、企業関係者など幅広い層との交流を行い、政治、経済、文化、教育など広範な分野における日米交流の進展を確認するとともに、将来に向けて一層の協力を推進していくことで一致いたしました。
 また、日米間の重要な紐帯である日系米国人と親しく交流し、関係を一層強化いたしました。
 このように、今回の訪問は非常に有意義な訪問になったと考えています。
 今後とも、オバマ大統領と協力し、日米両国の希望の同盟のもと、アジア太平洋、そして世界の平和と繁栄のために、より一層の貢献を行っていく所存であります。(拍手)
     ————◇—————
 内閣総理大臣の発言(米国公式訪問に関する報告)に対する質疑

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2015-05-15

院: 衆議院

会議名: 本会議