溝口善兵衛の発言 (予算委員会)
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○溝口善兵衛君 私への質問は、地方の行政から見て、国のいろいろな基準、そういったものがどの程度制約になっているかということですが、私が知事として、私のレベルでいろいろな仕事をするときに、国の基準が制約しているというものもあります。福祉の世界でありますとか、あるいは教育の世界、あるいは産業振興の世界でもありますが、それがクリティカルといいますか最も障害になるというのは、そうはないと思いますね、大きな問題につきましては。やはり一番大きな問題は財源でしょうね。
それは、国の制約というよりも、あるいは政府というよりも、日本全体の問題ですね。いわば、民間の活動があり、行政の活動があり、それから行政の中でも福祉だとかいろいろな世界がありますが、日本全体として長年停滞が続いておりますね。そういう中で、国の財政も地方の財政も極めて悪化をしておるわけでございまして、結局のところ、最終的な負担は国民がするほかないわけでありますが、それがなかなかうまく進みません。
そういう状況がやはり一番厳しい、思うようにいかないというのは、多々ますます弁ずというサービスはたくさんあるわけでございますけれども、それを多くの方に満たすほどするということは、国というよりも、あるいは政府というよりも、日本全体の問題がやはり一番大きい課題ではないかというふうに思いますね。やはり、健全な経済に日本が立ち直っていく、そういう中で地方の経済も立ち直っていく、そして成長も一定の成長が遂げられる。そういう健全体を国全体として築き上げていくということが課題なんだ、一番基底にある課題なんだというふうに思いますね。
そういうことについて国民の皆さんのいろいろな理解を求める。地方独自の課税権とか非常に限定されておりますから難しいわけでございまして、国に要望することはありますが、それは、繰り返しになりますが、政府の問題というよりも国全体の問題だろうというふうな気がいたしております。