稲田朋美の発言 (予算委員会)
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○稲田委員 鍵になるのは、女性と高齢者の労働参加と賃金上昇を持続的に実現させていくことだと思います。
そのためには、百三十万円の壁、三号被保険者、被扶養配偶者でいられるかという百三十万円の壁と、あと、三十時間の壁、事業者にとって、雇っている人の社会保険適用の境界線の問題を解決する必要があると思います。働く側にとっても、また雇う側にとっても、賃金を低く抑える方向での政策は是正する必要があると思います。
と同時に、安倍政権がずっと進めてきた農協改革や医療改革や、困難だけれども果敢にその改革を進めていく、これを雇用の分野でもやっていく、困難だけれども本質的な改革に取り組むのが安倍政権の真骨頂だと思いますので、その点も、我が党においてもしっかりと議論をしてまいりたいと思います。
次に、財政再建ですが、経済成長なくして財政再建なし、そのとおりだと思います。財政再建については、二〇二〇年に基礎的財政収支の赤字を解消することが六月の骨太の方針で示されて、そのために、社会保障費の伸びについては平均〇・五兆円に抑え、その他の歳出は実質横ばいにするという数値目標も書き込んでいるところです。
これからオリンピックまで、二〇二〇年まであと五年、少子高齢化も進んでいく中で、プライマリーバランスを黒字化していくことはなかなか困難なことだろうと思います。財政再建には確固たる政治の覚悟が求められます。
欧州委員会のユンカー委員長は、我々は今断行しなければならないことはわかっている、しかし、それを実行した後にどうすれば国民に選んでもらえるか誰にもわからないと述べておられます。ずっと、今じゃない、やるべきことはわかっているけれども今じゃないと先送りにしてきたのがこの借金の山だと思います。
先ほど総理もおっしゃったように、四半世紀ぶりに経済の指標はいいのです。今、財政再建をやらなければ、いつやるのか。今こそやるべきだと思いますが、財政再建に対する総理の御決意をお伺いいたします。