岡本三成の発言 (予算委員会第五分科会)
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○岡本(三)分科員 その上で、さまざまなガバナンスを強化するという点から質問並びに御提案申し上げたいんですが、一つは、群馬大学病院の中のガバナンスが全くきいていなかったということは明らかだというふうに思います。
実は、調べてみますと、術前、術中、そして手術の後、または亡くなられたときのプロセス、これは、さまざまな委員会は組まれているんですね。ただ、適切に運用されていないという現状であります。
したがいまして、きょうは二つのことを御提案申し上げたいんです。
例えば、さまざまな、会議録ですとかを医師の方が残さなければいけないというふうになっているんですけれども、当該医師においては、ほとんど議論もされていないし、その記録も残されていないわけですね。
ただ、医療サービスを提供するのは医師であっても、その記録を残すのは必ずしも医師でもないというふうに、必要ではないと思っています。
例えば、ガバナンスをきかす点からも、事務職を配置して、インフォームド・コンセントであれば医師が説明するけれども、その説明をした内容、患者の対応はどうだったのかということを事務職が記録してファイルに残す。例えば、不幸にもお亡くなりになった後には、ちゃんとデスコンファレンスがあることを担保する事務職、コンプライアンスの人がいて、その会議がどういう内容であったということもその事務職の方がちゃんとまとめてファイルで残す、そして後から検証ができるというように。
医師不足ですから、このチームも、当該医師を含めて、医師は二人しかおりませんでした。
ですから、大変な医師の仕事の中にさらなる事務的な作業をふやすというのは私はどうかなと思っているので、医療サービスを向上させてガバナンスをよくきかすために、事務職と常に働かせることによって記録を残していったらどうかというのが一つ目の提案であります。
加えまして、今回、不幸中の幸いは、腹腔鏡は映像を見ながらやりますので、録画されていたんですね。ですから、その録画の資料を見て、どこが間違っていたのか、適切なオペレーションだったのかということが検証できるわけですので、万々が一のことがあったときの被害者の御遺族のためにも、録画が必要だと思います。
また、医師の立場からしても、少数ですけれども、モンスターペーシャントみたいな方もいらっしゃるわけです。変な言いがかりをつけられたときに、いやいや、適切なオペレーションをやったんですという、医師の方を守る意味からも、基本的に、特定機能病院のような高度なサービスを提供する病院では手術に関しては全部録画をするということを義務づけしてはどうかと思いますけれども、いかがでしょうか。