岡本三成の発言 (予算委員会第五分科会)
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○岡本(三)分科員 群馬大学病院に関して言いますと、安全管理体制はさまざまなプロセスを経ることが義務づけられておりましたけれども、運用されていなかっただけなんですね。ですから、どのように運用を担保するかということを中心にぜひ御議論いただきたいと思います。
続きまして、この大学病院を監督する厚労省のガバナンスが甘いということに対する御指摘と御提案を申し上げたいんですけれども、昨年、厚労省は、二月六日にこの大学病院に対しまして検査に入っております。ただ、大学側がこの死亡事故を把握したのがその三カ月後の五月だったということで、二月時点ではその事実を知るすべもなかったというふうに記録が残されているんですけれども、私は、この管理体制が全くチェック機能を果たしていないんだというふうに思うんですね。
要は、厚労省の職員の方が大学に行くと、大学に用意された資料だけを見て、その資料をもとにさまざまなことをチェックするわけですけれども、そうしますと、上がってくる準備された資料以外のことは何も見えないわけです。普通は、金融庁が銀行をチェックするときには、例えば、アトランダムにサンプリングをして、その資料を持ってこさせて、そのサンプルの中で全てのことがちゃんとオペレーションされているかということを確認するわけです。
ですから、同様に、厚労省も、行った後に全ての事案のケースを全部出させて、そしてサンプリング、例えば、オペレーションの中でこのオペレーション、デスケースの場合にはこのオペレーション、このオペレーション、全部ファイルを持ってきてくださいというふうにして、常に病院側が全ての事案に対して、術前、術中、術後の記録を残しておかなければいけないような体制にしなければ、向こうが準備したものだけチェックをするという体制だと、いつまでたってもガバナンスの強化というのは不十分ではないかなというふうに思うんです。特に特定機能病院はそのような責務を課してもいいレベルの病院だと思いますが、いかがでしょうか。