大西英男の発言 (予算委員会第二分科会)

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○大西(英)分科員 よろしくお願いいたします。
 次に、消防団員の増員と活性化についてお伺いをしたいと思います。
 消防団、私どもも地域で、選挙運動はしちゃいけないので選挙運動の第一線には立ちませんけれども、大きな力になっていますね。それは、党派の問題ではありません、ふるさとを愛するからですね。
 そして、暮れから正月、あの人たちは、家庭もあり、生業もあり、そんな中でも、地域の火の用心というのでしょうか、防火体制を強化するために、拍子木を持って地域をずっと歩いてくれていますよ。毎年、皆さんは、一月元旦は徹夜でそうした消防団活動を行って、床につくのは夕方だ、こう言って、元旦だけは、正月行事は自分たちは家庭ではできないんですよと。そんな人たちが、ふるさとを愛する、ふるさとのために自助努力、そして共助で、我々がその先兵になって頑張ろうということでやっています。
 今でも忘れられないのは、三・一一の折、自己犠牲の精神によって、二百五十名を超える方々が多くの方々を救うためにみずからの命をささげられたわけでございまして、本当に悲しい出来事であったとともに、消防団精神、自己犠牲をいとわず、人を救う、地域を守る、地域を救う、これが世界に広がって、日本の精神として多くの世界の人々からもたたえられたわけでございます。
 この消防団制度、長い歴史がありますけれども、年々団員が減少してきていまして、今、全国で百万人の目標があるところを八十万台にまで落ち込んできているわけで、さまざまな努力で今日まで総務省消防庁が取り組んでいるのは高く評価はしているわけでございますけれども、さらに一層これを充実していかなければならないのではないかと思います。
 こうした中で、どうやったら消防団員を増員することができるのか、消防団員になってもらうのか。それは、待遇とか、あの人たちには個人的なインセンティブを与えてほしいなんという思いはありません、ないと思います。問題は、それらを送り出す企業。これは、人材を割かれるわけですから大変です。
 今、消防団員のうちの七二%が雇用されている人たちなんですね。そういう意味では、企業に対して、雇用主あるいは事業所が消防団員を快く送り出してもらえるような流れもつくっていかなければいけないわけでございまして、現在でも、二十三の都道府県、百五十二の市町村で、例えば減税をする、あるいは自治体の仕事に対して入札での加点をする、総合評価方式でやっている場合には落札方式の加点とか、いろいろな工夫をしてやってくれているんですけれども、これを実施している自治体がまだまだ少ないんですね。一つは、これをさらに強化をしていただきたい。
 もう時間も厳しくなってきたようでございますが、そこで、もう一つ大事なのは、平均年齢が大分上がってきているんですね。これが、十年前は三十七歳であったのが、今四十歳になってきている。
 ですから、どのようにしたら若者にこういった消防団活動に参加してもらえるか。そのためには、学生、あるいは小中学生に消防クラブだとか、高校生にも消防クラブだとか、そういう若い世代が消防団活動に積極的に参加してもらえるようなシステムもつくっていかなければならないと思うんです。
 例えば、今、学生消防団活動認証証明書というのを発行するという取り組みが、ことしから始まるんですかね、これなんかもぜひ、これが添付されていれば各企業がそれを入社のインセンティブにするとか、これも大いに学生たちに活用してもらい、そして、社会も地域もみんなで、あなたたち消防団こそ今の民主主義社会において模範的な人たちですよ、自己の利益ばかりを求めない、刹那の快楽に溺れない、地域を愛し、自己犠牲の精神でしっかりと消防団の使命を果たしていく、こういう人たちを増強するために一層の御努力をお願いしたいと思いますけれども、御意見をいただければと思います。

発言情報

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発言者: 大西英男

speaker_id: 15205

日付: 2015-03-10

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第二分科会