2015-08-04
参議院
小川勝也
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
小川勝也の発言 (我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会)
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○小川勝也君 精査していただけるということでございますので、処分に値するのではないかという声も大変大きくなっておりますので、しっかり御対応をお願いをしたいというふうに思います。
さて、法案でありますけれども、いろいろな課題が山積をしています。国民の皆さんの中に理解が進んでおらないというのは共通認識だと思いますが、私どもはこのまま議論を続けさせていただく用意はたくさんありますけれども、なかなか総理が思うような理解は進まないのではないかと思っております。様々な課題がある中で、一つは憲法との関係性、これは国民の中からも大変危惧する声が上がっています。
私どもは、日米安全保障条約とかあるいは安全保障環境の変化とか、総理と共通認識を持っている部分も大変多いと自負をいたしております。北澤元防衛大臣を始め福山理事、私も含めて、政府の中で、内閣官房あるいは外務省、防衛省などで機微に触れる情報にも接しながら仕事をさせていただきました。ですから、安全保障環境の変化やあるいは北朝鮮のミサイル開発、南シナ海の状況変化、そして一番大切な我が国周辺の事態の変化など、敏感に考えているところであります。
しかし、今回提出された法案は、先ほど憲法との整合性の問題を含め、まずは一番肝腎な我が国周辺に対する配慮が不足しているのではないか、これは先日の大野委員からの質問で明らかにされたところであります。
そして、総理が再三例示として使っていただいておりますホルムズ海峡と米艦を防護する我が国自衛隊の図式、ここがなかなかすとんと落ちないわけであります。すなわち、立法事実がない、蓋然性が小さい、乏しい、こういう疑念を持っているわけであります。そして、何よりも一番の懸念は、そういった分野に隠されて自衛隊がどこにでも派遣されるのではないか、米軍の戦争に付き合わされるのではないかという危惧が国民の皆さんの中に蔓延をしているからであります。
これは、総理、御苦労されていると思いますけれども、総理の思いや政策的意図と今回提出していただいている法律の立て付けとの間に乖離があるわけであります。ですから、今我々が審議しているのは、総理の思いではなくて、法律がどうなっているかということであります。すなわち、法律は総理が思っている以上のことを、我が国に権限を与えるということでありますので、我々も心配ですし、国民も心配です。そこからまず議論をさせていただきたいと思います。
まず、法的安定性ということで申し上げますと、まずは日本国憲法、我々は、これ存在しているわけでありますので、総理、これ短い文章でありますので、憲法九条、ちょっと読んでいただいてよろしいでしょうか。(資料提示)