山本一太の発言 (我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会)

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○山本一太君 こういうときにいたずらに危機感をあおるべきではないというのは、これは当然のことでございまして、私は、ここまでの日本政府の対応は非常に冷静であるというふうに思っております。
 ただし、可能性は低くても最悪の事態というものは常に想定して備えをしておかなければいけないということは、これは間違いのないことでございまして、問題は、今回は鎮静化に向かうという状況になっておりますけれども、今総理がおっしゃった不安定な、不確実性の増している金正恩政権の下で、こういう軍事的緊張というものはもしかすると何度も起こるかもしれないということ、そして、加えて言うならば、誤算とかあるいは誤認によってこういう軍事的緊張が軍事的な衝突にエスカレートしていくと、こういう危険性は排除できないということを我々はきちっと頭に置いておかなければいけないというふうに思います。
 総理、二十一日だったと思うんですけれども、私は韓国の聯合ニュースの記事をずっとフォローをしていたんですけれども、ちょっとどきっとすることがあったんですね。それは、この聯合ニュースの報道で韓国政府関係者が、北朝鮮が中距離弾道ミサイルのノドン、あるいは短距離ミサイル、スカッド、こういうものを発射する動きを見せているということを明らかにしたと、こういう報道があったことに実は少しどきっといたしました。それは、総理もここで何度も答弁をされているように、数百発、恐らく三百発を超えるノドンミサイルが配備をされていて日本全土を射程に収めているということが周知の事実だからでございます。
 今回の事件は、これは総理も昨日の予算委員会の答弁でおっしゃっていましたけれども、日本を取り巻く安全保障環境というものがいかに不安定なのかと、そして、今まさにここで議論している平和安全法制等によってやはり切れ目のない抑止力というものを担保していく、これが日本にとって、日本の安全にとっていかに必要なのか、こういうことを私は図らずも内外に示したというふうに思っております。
 特に大事なのは、前回の実は総理に対する質問でも言及をした北朝鮮有事シナリオ、あのときは北朝鮮の南進ということを私の口から申し上げましたけれども、これが、決して可能性が高いとは思いませんけれども、これは架空のシナリオではない、机上の空論ではないと、このことを大勢の方々に理解をしていただいたというふうに私は考えております。
 外務大臣に伺いたいと思います。今、韓国にいる日本人の方、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

発言情報

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発言者: 山本一太

speaker_id: 17573

日付: 2015-08-25

院: 参議院

会議名: 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会