2015-08-25
参議院
山本一太
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
山本一太の発言 (我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会)
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○山本一太君 万々が一、北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射したら約十分で着弾をすると、そのぐらいの距離しかないということなんですね。日本海を挟んだ日本の近傍でこういう軍事的緊張がいつでも起こり得ると、だからこそ私たちはこの今議論している平和安全法制の中で、例えば存立危機事態、日本と密接な関係にある他国に対する攻撃によって日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される、こういう事態とか、あるいは武力攻撃が発生していなくても日本の安全保障に重要な影響を与え得る重要影響事態とか、こういうものを想定して万全の備えをしていかなければいけないと、このことを是非今日はテレビを見ている国民の皆さん方に御理解をいただきたいと思っております。
それでは、次の質問に行きたいと思います。
総理、今回の平和安全法制の中に盛り込まれた自衛隊の活動、特に自衛隊の派遣の歯止めのメカニズムについて議論をさせていただきたいというふうに思っております。
自衛隊派遣の歯止め、いろいろあると思うんですね。大きく言うと三つだと思います。憲法上の歯止め、制度上の歯止め、それから政策上の歯止めと、こういうことだと思っております。特に私は、最も大事なのは、これは国会の関与だというふうに考えております。
まず、パネル出してください。
中谷大臣がこういう御答弁をされています。実力組織である自衛隊の活動の実施に当たっては、政府の判断のみならず、国民の代表たる国会議員により構成される国会において適切な形で承認を得ることは、自衛隊の活動についての民主的統制を確保する点で重要であると、まさしくこのとおりだと思うんですけれども。
この二枚目のパネルを見ていただいて、ここまで衆参のいろんな議論を聞いてまいりましたが、やはり国会承認に関する論点、論点というよりも懸念、心配と言っていいと思うんですけれども、大きく言ってこの二つだと思うんですね。一つは、事後承認による政府の独走があるのではないかという懸念、もう一つは、特定秘密によって国会が判断できない状況が生じるのではないかと、こういうことだと思うんですね。
今回の平和安全法制が制定されると、自衛隊が際限なく世界中に派遣されて武力行使に参加できるようになる、こういう一部の国民の方々の中にある懸念を我々は払拭をしなきゃいけない。そのためには、民主主義の根幹である国会承認の歯止めのメカニズムが必ず機能すると、このことを国民の皆さんに伝えていかなければいけないと思っています。
最初に、自衛隊と主要国の軍の派遣に関する国会の関与の比較というものをしてみたいというふうに思っております。外務大臣にお聞きしたいと思うんですが、この件について、英国、それからドイツ、フランスの状況について御説明をいただきたいと思います。