吉田忠智の発言 (我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会)

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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。
 関東、東北地方の今回の豪雨災害におきまして、亡くなられた方々に御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
 社民党も対策本部を立ち上げました。できるだけ邪魔にならないように現地調査にはお伺いをして、また必要な対策を政府には求めていきたいと思います。特に、政府には人命優先で万全な対応を求めたいと思っています。
 今日は、限られた時間でありますから、できるだけシンプルな質問をさせていただきます。
 昨年の七月一日の閣議決定、私は明らかに憲法違反だと思っています。一九七二年の政府見解、この基本的な論理を使って、その中に限定的な集団的自衛権の法理も含まれていた、そのような答弁も法制局長官からこの間ございました。そして、結論は、集団的自衛権行使は、できないから、できる、そして理由は、安全保障環境が変わったから。それでは説明が不十分、説得力がないということで、一九五九年の砂川判決を持ち出した、そのように私は理解をしています。そして、去年の七月一日の閣議決定は撤回をすべきだ、個別自衛権の範囲内で日本ができることをすべきだということを一貫して主張してまいりました。
 そして、六月四日、この戦争法案の審議が始まりまして、衆議院の憲法審査会におきまして、自民党推薦の長谷部先生を始めとして三人の憲法学者の皆さんが憲法違反だ、そのような発言を明言をされました。私の認識では、明確に公式の場で合憲だと言っている憲法学者は三人しかいないと理解をしています。ほとんどの憲法学者が違憲だ、そのように発言をされています。
 そして、内閣法制局長官OBも、この衆議院の特別委員会の参考人質疑の場に出てきて、議事録が残る場で法の番人として憲法違反だ、そのようにはっきり言われました。
 そして、自民党のナンバーツー、ナンバースリーであります高村副総裁、谷垣幹事長が所属をする、また公明党のナンバーワン、ナンバーツーであります山口代表、北側副代表が所属する日弁連も全会一致で憲法違反だという決議をしています。
 そして、高村副総裁は、憲法の番人は最高裁だ、憲法学者ではない、そのように言われました。(資料提示)
 そして、パネルに書いておりますけれども、山本庸幸最高裁判事、二〇一三年八月二十日の就任時の公式会見で、武力行使は我が国が攻撃された場合に限り例外的に許されると過去半世紀解釈されてきた、集団的自衛権の行使を憲法の解釈で認めることは難しいと思う、そのように述べられています。そして、元最高裁長官の山口繁さんは、少なくとも集団的自衛権の行使を認める立法は憲法違反と言わざるを得ない、言わねばならないと言われているわけであります。
 総理、今まで安全保障関連法案、随分国会で議論してきましたけれども、法律の専門家がこれほどまでに憲法違反と主張してきたことは私は前例がない、そのように思っています。総理の認識をまずお伺いします。

発言情報

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発言者: 吉田忠智

speaker_id: 19104

日付: 2015-09-11

院: 参議院

会議名: 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会