岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(岸田文雄君) 平成二十七年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。
 平成二十七年度一般会計予算案において、外務省は六千八百五十四億三千九百九十六万四千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、約二・九%の増額となっております。
 ODA予算は、外務省所管分として、対前年度比〇・二%の増額の四千二百三十八億千四十三万八千円となっており、五年連続の増額としております。
 私は、国際協調主義に基づく積極的平和主義を具体的に実践する外交を引き続き展開していく所存です。
 平成二十七年度予算案の作成に当たっては、こうした考えを踏まえつつ、以下申し上げる五本の柱を掲げ、めり張りを付けた上で必要な予算を計上いたしました。
 第一の柱は、戦略的対外発信です。領土保全、歴史認識を含む日本の正しい姿の発信、ジャパン・ハウスの創設を含む日本の多様な魅力の更なる発信、親日派、知日派の育成、在外公館長、在外公館による発信の更なる強化という観点から必要経費を計上しております。
 第二の柱は、積極的平和主義に基づくグローバルな課題への貢献です。軍縮・不拡散、気候変動、女性、人権、中東、国連外交の強化といったグローバルな課題に積極的に取り組みます。
 第三の柱は、アベノミクスを後押しするための経済外交の推進です。経済連携の更なる推進を始めとして、日本企業の海外展開支援を含め日本経済の再生に資する取組を強化します。
 第四の柱は、ODAの積極的・戦略的活用です。普遍的価値の共有、途上国と日本の成長、人間の安全保障の推進、ODA卒業国への支援を含めた戦略的パートナーシップの構築の四点を重視しながら、ODAを積極的、戦略的に活用していきます。
 最後に、第五の柱は、外交実施体制の飛躍的な拡充です。以上の外交課題に応えるため、人的体制、在外公館等の物的基盤の整備を含めた総合的外交力を強化する必要があります。在外公館八公館の新設と定員八十二名の純増を含めた必要経費を計上しております。
 以上が、平成二十七年度外務省所管予算案の概要でございます。
 片山委員長を始め、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
 なお、時間の関係もございますので、委員長におかれましては、お手元に配付しております印刷物を会議録に掲載されますようお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2015-04-07

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会