北村経夫の発言 (外交防衛委員会)
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○北村経夫君 ありがとうございました。
それと、よく言われます技術移転においてブラックボックス化ということがいろいろ取り沙汰されております。
その関連で質問いたしますけれども、日本とオーストラリア、いろいろ外交・防衛協議が進んでいるわけでありますけれども、最近、オーストラリアとの間で潜水艦の共同開発というものも報じられております。オーストラリアは、海上自衛隊の最新鋭潜水艦「そうりゅう」、これに興味を示していると言われているわけであります。
オーストラリアは、兵力整備計画、戦力二〇三〇の中で、中国の活発化する南シナ海での海洋活動、そういったものをにらんで新型潜水艦十二隻へと倍増する構想を明らかにしているわけであります。その際、オーストラリアは、新型潜水艦、欧米の主流であります原子力ではなく在来型、ディーゼル潜水艦にするという方針も示しているようでありますけれども。
この在来型の潜水艦、日本の海上自衛隊が持っている装備ですね、大型かつ高度な装備を備えている、その意味では世界で最先端をいっている潜水艦だというふうに聞いております。こうした防衛装備品の国際共同開発の流れの中で特に重要になってくるのは、やはり技術移転の問題だろうというふうに思っております。
日本においてはこれまで武器輸出ということはしてこなかったわけでありますので、相手国への技術開示を防ぐための方策、それに関する技術の研究というものを余りしてこなかったのではないかというふうに思うわけでありますけれども、今後、この国際共同開発を行うに当たって、日本が保有する機密性の高い技術の流出を防ぐために、体制、基準あるいはブラックボックス化の技術等を保有する必要があろうかというふうに思っております。
先日に行われました日米防衛首脳協議においては、F35戦闘機の整備拠点の日本への設置、あるいは装備・技術協力を深化させていくということで合意したとされております。このF35というのは、御承知のとおり、日本も次期戦闘機として導入するわけでありますけれども、米国においては、いわゆる虎の子とされる情報はたとえ同盟国であっても開示をいたしません。ブラックボックス化して輸出することになっているわけであります。
この辺、機密情報を保護するためにどのような体制や基準があるのかということをお聞きいたします。
特に、中国のように何でもかんでもコピー化する国があるわけでありまして、例えば日本が中東のある国を経由して第三国に輸出したものがそっくりそのまま中国に送られて、何年かたって中国が同じものをつくっている可能性もあるわけでございまして、そういう事態になれば日本の安全保障にとって死活的な問題になるというふうに思いますので、その辺、私は非常に大事な問題だと思いますので、これは防衛大臣に質問いたします。