岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(岸田文雄君) 貿易円滑化協定ですが、御指摘のように、税関手続を含む貿易手続の透明化あるいは迅速化等を目的とするものです。
貿易円滑化協定をWTO協定の一部とするためのWTO協定改正議定書を我が国が締結し、その後、貿易円滑化協定が発効することによりまして、不明瞭な貿易手続規則及び手数料、さらには当局職員の裁量、そして輸入の際の過大な要求書類、そして貨物の到着から輸入許可まで長期間を有すること等、我が国の企業が主に途上国で直面する問題が改善されることになります。また、完成品の輸出のみならず、サプライチェーンを国際的に展開している我が国企業の貿易を始めとする経済活動を後押しする、こういった効果も期待されます。
また、WTOを中心とする多角的貿易体制の維持強化は、日本経済の再生に向けた我が国の通商政策の主要な柱ですが、この貿易円滑化協定を含む改正議定書を締結することは、多角的貿易体制の推進の観点からも重要であると認識をしております。