尾池厚之の発言 (外交防衛委員会)

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○政府参考人(尾池厚之君) お答えを申し上げます。
 国連環境計画、UNEPですけれども、国連環境計画におきましては、本条約作成に先立ちまして、平成十三年、二〇〇一年から、地球規模での水銀汚染に関する活動としてUNEP水銀プログラムを開始をいたしております。平成十七年からは、これに鉛及びカドミウムも対象に加えて、UNEP重金属プログラムというのを開始してございます。これに基づきまして、平成十九年、二〇〇七年の第二十四回UNEP管理理事会におきまして、水銀に加えて世界のカドミウムによる汚染に関してUNEPから報告書が提出されたところでございます。その意味におきまして、水銀だけではなくてカドミウム対策に関する国際的な関心も高まりつつあるというのは事実でございます。
 ただ、その一方におきまして、国際社会におけるこれまでの議論の中では、カドミウムについては、水銀に比べて環境中の長距離移動の問題が少ない、途上国における環境汚染や環境被害についての詳細な情報も必ずしも十分にはないということが背景にございまして、条約の作成について具体的な議論が行われるというところには至ってございません。他方、御指摘のとおり、水銀に限らず、人の健康と環境を保護する観点から、我が国がその知見と経験を生かして積極的な取組を行っていくことは重要なことだと認識をしてございます。
 この立場から、カドミウム汚染に関する国際的な対策につきましても、関係省庁とよく連携をして積極的に関与していきたいと考えてございます。

発言情報

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発言者: 尾池厚之

speaker_id: 4819

日付: 2015-05-21

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会