尾池厚之の発言 (外交防衛委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(尾池厚之君) 水銀及び水銀化合物の大気への排出につきまして、条約附属書Dにおきましては、委員御指摘のとおり、石炭火力発電所など条約の規制対象となる発生源を掲げているところでございます。
 鉄鋼製造施設をこうした規制の対象に含めることについては、実は交渉の過程におきまして、交渉参加国の間で最後の最後まで意見が分かれました。
 最終的には、世界的に見ますと、条約附属書Dの対象施設、御指摘のあった石炭火力発電所等でございますけれども、こうした対象施設に比べまして相対的に水銀の排出量が少ない、それからもう一つは、条約の実効性の確保の観点から十分な数の国の締結が必要であるという現実的な必要性もございまして、当初からこの分野を規制の対象に含めることはしないということになってございます。
 ただ、その一方におきまして、本条約上、締約国会議の決定によりまして、附属書Dを改正し、新たな発生源を規制の対象として追加することができることになっています。したがいまして、今後、製鉄、製造施設への規制につきましても、締約国会議における規制の実態や実効性を踏まえて、必要に応じて議論をされていくものであると考えてございます。

発言情報

speech_id: 118913950X01520150521_054

発言者: 尾池厚之

speaker_id: 4819

日付: 2015-05-21

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会