武蔵勝宏の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(武蔵勝宏君) ありがとうございます。
最初に私、統帥権の独立ということを申し上げました。すなわち、統帥権をシビリアンがきっちりコントロールできなければいけないということであります。そういう点で、内局が防衛大臣を運用面でもこれまで基本という点で補佐してきたというのは、いわゆる軍令面での大臣の幕僚機関が暴走しないようにという、そういう観点からだというふうに私は考えます。
そういう点で、運用企画局というものが丸々四十人ごと統合幕僚監部の中に入る。統合幕僚監部の中で文官がいわゆる政策的なチェックをすればいいんだということに説明がされていますが、しかしそれはやっぱり統幕長の指揮監督の下で行われるわけですね。そういうことになってきますと、内局に残った者がほとんど残らなくなるわけです。確かに防衛政策局に事態法制課というのを設置して、そこが法令面でのチェック、あるいは閣議決定にかけるような、いわゆる基本計画とか実施計画レベルのことは防衛政策局が担保するんでしょうけど、その他、以外のことについて内局がチェックできなくなるんですね。状況報告なども統幕から一元的に大臣に上がります。
そういう点で、内局の大臣補佐機能を一元化によって弱体化させるならば、十二条という形での指示、承認、一般的監督権というものをやはりこの内局の中できちっと明文化して残しておく必要があるのではないか。これを削ってしまうと、それが確実に担保されるかどうかが危うくなるのではないかということです。