武蔵勝宏の発言 (外交防衛委員会)

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○参考人(武蔵勝宏君) 戦後の世論の風潮、それから当時の吉田茂首相がしかれたいわゆる路線ですね、そういったものが文官優位の仕組みを採用してきたことになったかと思っています。その頃は、恐らく自衛隊を管理・運営する、すなわち自衛隊を運用するというよりも管理・運営するということに重きが置かれた、そういう点で内局の文官が主体性を持ってきたんだろうなと。
 しかし、冷戦以降、PKO協力法以降、実際に自衛隊を海外で運用したり、あるいは、大きな震災が二回あり、その運用においては実は内局の文官と統幕の制服組が合同で、ばらばらにやるんじゃなくて、合同で協働してチームとして自衛隊を運用してきたと。そういう実績があるということを踏まえて、文官のみがチェックするというんではなくて、特に運用機能に関しては統幕に一元化する。
 ただし、そういう冷戦以降の実際に自衛隊を運用する時代になったといっても、それが余りにも統合幕僚監部に比重が移り過ぎて、内局のいわゆるチェック・アンド・バランスの機能がなくなってしまっては、これは私は困ると。それをなくすような可能性があるのが十二条の改正ではないのかという点で、現行十二条にそごがなく、そして十二条を改正するということがもし入念規定的な意味合いで改正するならば、それは今回は見合わせた方がいいということを考えております。

発言情報

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発言者: 武蔵勝宏

speaker_id: 12516

日付: 2015-05-28

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会