岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(岸田文雄君) 今回の検証において、大変難しく、工夫を要すると思われる点は、先ほど世耕副長官の答弁の中にも一部ありましたが、今回の案件が邦人殺害テロ事件でありました。邦人の安全に関わる問題、あるいは諸外国との関係、あるいはプライバシー、そして今後の我が国の邦人安全確保の対応にも関わる問題など、対外的に公表できない事項がいっぱい含まれている。今回のこの事案の検証においては、この点にどう対応するのか、これが大変重要なポイントであったと受け止めています。
 こうした対外的に公表できない事項が大変多くある案件についてどう検証するかということから、有識者の方々に守秘義務の掛かる非常勤の国家公務員として発令をさせていただき、そしてその上で、対外的に公表しないとされる情報もしっかりと提供し、見ていただく、こういったまず工夫が行われました。そして、そうした有識者の方々と関係省庁との間において双方向の議論を積み重ねてきたというのが今回の検証のありようであったと思います。
 そうして、こうした双方向の議論ということで、報告書自体を見ましても、それぞれの項目ごとに、報告書の中に、有識者との議論における指摘と課題という形で指摘を全て挟み込んでおります。こうした、関係省庁と公に公表できない情報をしっかり見ていただいた有識者の方々との双方向の議論を報告書の中においても形として表したわけであります。
 今回の事案が、先ほど申し上げましたように、様々な理由から対外的に公表できない事項も大変多いという特性を持っている。こういった点において、最大限公平性、中立性を保つためにはどのような検証を行うべきなのか、そうした工夫の結果が今回の検証報告であると認識をしております。

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2015-06-04

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会