直嶋正行の発言 (経済産業委員会)
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○直嶋正行君 ありがとうございます。まあ、ありがとうございますと言いましたけれども、これでいいですということではありません。
それで、今のお話の中で、要はグリーン化ということで導入していくということなんですが、グリーン化というのは大体政策減税をしてきたわけですよね、環境にいいからと減税してきたわけです。それなら、減税入れてくれるのならそれは結構ですよ。是非そういうことも含めて御検討いただければと思います。
それからもう一点、ちょっと時間の関係もあるので簡潔にいきたいと思うんですが、それは今年までの話なんですが、やはりこれからのことということでちょっと一点申し上げたいんですけれども、この自動車の特に車体課税については、一つは、もう課税根拠がないんですね、自動車取得税とか重量税は、これはそういうことなんですよ。ですから、課税根拠が喪失していると。それから二つ目には、自動車取得税と、これは整理されるということなんだけれども、消費税は二重課税だと。同様に、自動車重量税と自動車税も二重課税。それから、三点目の話として申し上げますと、自動車には取得、保有、それから走行ですね、これは燃料課税なんですが、まああっちからこっちからたくさんの税金が掛かっていて、複雑で、しかもユーザーの負担が非常に大きいと。この三点は、実は経済産業省の税制改正の必要性のところできちっとおっしゃっておられます。ですから、ここは認識は私は共有だと思っているんです。
ここから先の話なんですが、ちょっと古い話なんですけど、例えば消費税を、以前、一九八九年に導入したんですかね、このときに、いろいろ議論、私もまだ議員じゃありませんでしたが議論に参加させていただきました。要は趣旨は、日本も経済が成長してきて国民生活も成熟してきたと、すると、個別間接税で国がこれはぜいたく品だからこれは税金掛けるとかこっちは掛けないとかやっていくのは恣意的なこと、環境が変わってくればそういうことになるんで、個別間接税というのは整理をして、いわゆる一般消費税ですよね、広く薄く掛ける消費税に間接税は置き換えていこうと、こういう方向で来たと思うんです。
そこに振り返って見てみますと、自動車もこれは個別間接税だと思うんです。耐久消費財なんですが、例えば自動車は今言ったようにたくさん税金掛かっています。根拠のない税金が掛かっているんです。しかし、家電の例えば大型テレビなんかは一切掛かっていませんね。消費税だけで終わりです。高級腕時計、百万、数百万するものも間接税は掛かっていません。宝石も掛かっていません。貴金属も掛かっていません。個別間接税で今残っているのは、酒、たばことあと石油があるぐらいで、ほとんど整理されちゃっているわけですよ。
これはやはり、もう大臣には釈迦に説法ですけど、税の基本は公平、中立、簡素ですよね。こういう視点から見たときに、やはりこれは非常に徴税側から、税を取る側からいっても税を納める側からいっても非常に不合理な形で残っているんじゃないかと、私はそういうふうに思うんです。
さっき大臣おっしゃったように、車はもう国民の足になっているし、自動車産業も雇用を支えて、屋台骨支えている産業だということを考えると、こういう辺りからちょっと根本的にやはり見直していただきたいんですけど、見直すべきだと私は思っています。さっきお話あったエコカー減税も、配慮して上がるやつを抑えたんだということなんですが、もう五段階になっちゃっていますからね。営業している人は、もう車の説明より税金の説明で大変だと、こういうふうに言われているんですよね。
ですから、そういうふうに簡素化していくことも含めて是非根本から見直していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。