八木誠の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(八木誠君) ありがとうございます。
 電力系統の安定性、いわゆる安定供給を確保するという観点から考える必要があるかというふうに思っております。すなわち、確かに電力の広域的運営機関ができることによって、例えば再生可能エネルギー等々が受入れ可能なように各社の連系線の強化とか、できるだけ受け入れるために会社間の電気を流すという、これはある意味ではそういう機能を持たせていく必要がありますが、一方で、会社間の連系線というのは緊急時の場合のいわゆる電気を融通するパイプでもありますので、したがって、ある程度そこは、やっぱり全部使ってしまうと緊急時なりに活用できません。
 逆に、一般的に電気というのは、たくさん流しておきますと、何かそこで事故が起こったときには、この電気が流れている量が多いほど広範囲な停電が起こります。したがって、電力の安定供給というのは、各社間の連系線にたくさん電気を流せばいいというものではなく、ある程度電気が流れる体制をつくっておきながら、できるだけ各社の間で需要と供給のバランスを取っていくというのが私は基本的には安定供給をしていく上での基本的な考え方にあるんじゃないかと思っています。
 そういう考え方も加味しながら、それと、国の出されたエネルギーミックスをいかに我々事業者として達成していくか、そういったことと両方相まって全体の原子力の再稼働というのを考えていくべきではないかということでございますので、必ずしも電力の融通をするということだけで判断するんじゃなくて、全体的な判断が必要ではないかというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 八木誠

speaker_id: 7746

日付: 2015-06-09

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会